大学発ベンチャー表彰、「コスメディ製薬」など医療分野でも
公開日 : 2016.10.17 更新日 : 2021.10.06
JSTとNEDOが共催する大学発ベンチャー表彰の2016年度の受賞者に京都薬科大学「コスメディ製薬」など4社の慰労ベンチャーが選出された。
ロート製薬と阪大が共同で再生医療用品の実用化へ
公開日 : 2016.10.07 更新日 : 2021.10.06
大阪大学では産学連携・クロスイノベーションの一環でロート製薬と協力し、ヒト間葉系幹細胞の再生医療への活用へ着手する。関連して同大主催の「産学連携・クロスイノベーションイニシアティブ」では今後定期的に会議を開催、参加企業は医療・健康分野の取組やアイデアの事業化などを模索するという。
慢性的な体調不良に「漢方薬」、漢方専門医の存在も
公開日 : 2016.10.03 更新日 : 2021.10.06
漢方,漢方専門医
難病・原発性骨髄線維症に有効な遺伝子治療薬
公開日 : 2016.09.20 更新日 : 2021.10.06
千葉大と熊本大の共同研究グループが難病・原発性骨髄線維症に有効な遺伝子治療薬を確認したと発表した。がん遺伝子の「HMGA2」などを抑制するプロモドメイン阻害剤が有効であり、今後の新しい治療法の開発と臨床応用が期待される。
血液がん治療に皮膚がんの治療薬が効果、佐賀大
公開日 : 2016.09.09 更新日 : 2021.10.06
佐賀大医学部の研究チームが皮膚がん治療薬「トラメニチブ」が血液がんの治療において効果があることを発見している。5~10年以内での実用化を目指す方針だ。
高コレステロール血症治療薬の国内承認を取得、仏サノフィなど
公開日 : 2016.08.26 更新日 : 2021.10.06
仏サノフィのなどが開発する家族性高コレステロール血症治療のセカンドライン治療薬「プラルエント」が国内の製造販売承認を取得した。同様のセカンドライン治療薬は今年4月からは保険適用になっている。
クローン病の合併症治療薬を武田薬品が独占的開発・販売へ
公開日 : 2016.08.16 更新日 : 2021.10.06
武田薬品工業株式会社は7月5日、ベルギーのTiGenix NVと、クローン病に伴う肛囲複雑瘻孔の治療薬であり、病変内に注入する同種異系の脂肪由来幹細胞の懸濁剤であるCx601について、米国外の独占的開発・販売権に関する契約を締結したと発表した。
厄介者扱いの「特定外来生物」から抗がん作用のある物質を発見
公開日 : 2016.07.20 更新日 : 2021.10.06
岐阜大の研究グループが特定外来生物「オオキンケイギク」の花の成分から抗がん物質「4−メトキシランセオレチン」を発見した。その学術的価値は大きく、製薬などにも期待される。
大鵬薬品が癌領域のバイオベンチャー向けCVC設立
公開日 : 2016.07.05 更新日 : 2021.10.06
抗がん剤などのパイオニアである大鵬薬品では、有望なバイオベンチャー企業への支援や協業を目的にしたコーポレートベンチャーキャピタル「大鵬ベンチャー」を設立した。癌領域の創薬技術や創薬基盤技術の獲得を目指す。
「電子お薬手帳」で服薬管理をより便利に、滋賀県薬が導入
公開日 : 2016.06.14 更新日 : 2021.10.06
お薬手帳の電子化が進んでいる。滋賀県薬剤師会では、ソニーのカード型電子お薬手帳サービス「harmo(ハルモ)」を導入し、約半数の会員薬局が導入する予定だ。
熊本地震で派遣薬剤師を全国から募集、処方箋なしで保険調剤可に
公開日 : 2016.06.10 更新日 : 2021.10.06
熊本地震への派遣薬剤師の募集を日本薬剤師会が開始した。厚労省では処方箋なしでの調剤も条件付きで可能にする通知を出している。被災地に営業所のある製薬会社では、社員の安全を優先し、自宅待機や一時避難の対応となっている。
ジェネリック医薬品開発へ、武田デバ薬品が誕生
公開日 : 2016.06.03 更新日 : 2021.10.06
医薬品メーカーの武田薬品とデバ社では、国内におけるジェネリック医薬品事業を担う子会社「武田デバ薬品」を設立した。国内のジェネリック医薬品の普及率は5割台にとどまるが、政府が普及を促進していることから今後さらなる市場拡大が見込まれている。
薬剤師が『将来のなりたい職業』の女子3位に急浮上
公開日 : 2016.05.25 更新日 : 2021.10.06
日本FP協会が主催する小学生「夢をかなえる」作文コンクールにおいて、「将来なりたい職業」の女子児童の第3位に薬剤師が急浮上した。そのほか近年では医師が男女ともに上位になっており、女児児童では保育士や看護師も10位以内にランクインした。
健康食品ブーム、「健康食品の知識・理解不足」の実態が明らかに
公開日 : 2016.05.16 更新日 : 2021.10.06
機能性表示食品制度がスタートして1年が経ち、各企業や大学では連携して、食品の研究・開発に励んでいるが、一方で消費者は健康食品の機能や副作用、医薬品との違いを分かっていないケースが多いことが分かった。
漢方薬の甘草成分が内臓脂肪の炎症・線維化の抑制に効果
公開日 : 2016.04.20 更新日 : 2021.10.06
漢方薬に使われる生薬・甘草の成分「ILG」が内臓脂肪の炎症や線維化の抑制に効果があることを富山大学の研究グループが発見した。メタボや糖尿病などの生活習慣病の予防にもつながると期待され、ILGを活用したメタボ治療薬の開発にも注目だ。
スイッチOTC医薬品の購入推進へ特例措置
公開日 : 2016.03.21 更新日 : 2021.10.06
平成28年度税制改正によって、セルフメディケーション推進に向けてスイッチOTC医薬品の購入における医療費控除の特例措置を導入することが決まった。またセルフメディケーションを支える「健康サポート薬局」の認定を受けた薬局への不動産取得税の軽減も特例措置として認めることになった。2017年から2021年までの期間実施されることになる。
難病「脂肪萎縮症」への理解を深めるメディアセミナー開催
公開日 : 2016.02.22 更新日 : 2021.10.06
脂肪萎縮症は幼少期に発症し、平均寿命が30~40年と予後が非常に悪い難病だが、糖代謝や脂肪代謝に関わるホルモンレプチンが不足することが疾患に関わっているとされ、京都大学の中尾一和教授らが治療薬の開発を行っており、今回メディアセミナーを開催した。
「インシリコ創薬」における創薬データベースを高速システム化
公開日 : 2016.02.12 更新日 : 2021.10.06
田辺三菱製薬などの3社は共同でインシリコ創薬における創薬ナレッジを高速で抽出できるデータベースの開発を行ったことを発表した。データベースのシステム化により研究員による創薬ナレッジの抽出速度は最大で約24倍向上したという。
複数の身体疾患を持つ患者に重複投薬、処方実態調査で
公開日 : 2016.02.04 更新日 : 2021.10.06
抗不安薬や睡眠薬として広く使われているBZは重複投薬が懸念されていた。医療経済研究機構の奥村泰之氏らによる調査では、複数疾患を併存する患者でその割合が高まっていたと発表した。また患者全体の1割以上が重複投薬の対象になっていたことも分かった、
薬学部向けのグローバル教育プログラムを開講
公開日 : 2016.01.28 更新日 : 2021.10.06
京都薬科大学とパレクセル・インターナショナル株式会社は共同開発した医薬品の臨床開発・臨床試験分野における世界標準の教育プログラムを2016年から同大学の講義で取り入れていくと発表した。国内からも国際的な医薬品開発に携われる人材を育成したい考えだ。
女性アスリートに多い「無月経」を防止、女性アスリート外来を開設
公開日 : 2016.01.18 更新日 : 2021.10.06
女性アスリートの「無月経」は本人が深刻な問題として捉えていないことも多いが、女性ホルモン・エストロゲンの低下による不妊や骨粗鬆症にもつながり、キャリアの継続にも大きな影響を及ぼす。身体を健康的な状態を保つ正しい知識を得ることが大切になってくる。
鹿児島市で日本薬剤師会学術大会が開催、「顔の見える薬剤師」へ
公開日 : 2016.01.14 更新日 : 2021.10.06
11月22~23日、鹿児島市で第48回日本薬剤師会学術大会が開催された。薬歴の未記載問題や無資格調剤などで「調剤バッシング」や調剤報酬の適正化案などで先が見えない業界の雰囲気を吹き飛ばし、「顔の見える薬剤師」として奮起しようという大会になった。
キノコの一種「マイタケ」でインフルエンザワクチンの効果UP!?
公開日 : 2016.01.05 更新日 : 2021.10.06
道産の新マイタケとして試験栽培されている「大雪華の舞1号」がインフルエンザ予防接種のワクチン効果を最大で3.5倍高める効果があることが分かった。元々マイタケは免疫力を高め、がんを抑制する「β-グルカン」が含まれる健康食材とされていた。
働く「ママ薬剤師」の意識・実態調査
公開日 : 2015.12.08 更新日 : 2021.10.06
CSO事業と医療系人材サービス事業を手掛けるアポプラスステーション株式会社(東京都中央区)は、薬剤師の復職支援サイト「ママ薬」で働くママ薬剤師の雇用形態別の意識・実態調査を行ったと発表した。
新薬メーカーからの革新的創薬を、「医薬品産業強化総合戦略」で
公開日 : 2015.11.25 更新日 : 2021.10.06
厚生労働省は「医薬品産業強化総合戦略」を9月4日に発表し、成長産業とされる医薬品産業において、グローバル展開できる革新的新薬の創出を行うために、国内の新薬メーカーに一層の研究開発への集中投資をすることを求めた。
危険ドラッグ乱用防止のメッセージ動画を制作
公開日 : 2015.11.16 更新日 : 2021.10.06
危険ドラッグ乱用による事故や事件が多発していることを受け、神奈川県はその乱用防止を目的に主に若者に向けたメッセージ動画を制作した。動画はインターネット上で「トラウマになるほど怖い」と話題になり、ユーチューブの再生回数は45万回を超えている。
滋賀県薬剤師会が「薬剤師見える化」で啓発活動
公開日 : 2015.11.07 更新日 : 2021.10.06
第18回近畿薬剤師学術大会において、滋賀県薬剤師会が「薬剤師見える化」活動として、医師と連携して残薬回収を行い、有効活用出来たことを発表した。国の健康情報拠点薬局(仮称)の構想では、薬の一元管理や他職種との連携など薬剤師への期待が大きい。
被災地の医療特例で東北薬科大が医学部を新設
公開日 : 2015.10.30 更新日 : 2021.10.06
政府は2013年に東日本大震災の被災地特例措置のため、東北地方に1校に限り医学部の新設を認めると表明していたが、8月27日、東北薬科大(仙台市青葉区)の医学部新設について文部科学相の諮問機関「大学設置・学校法人審議会」が設置を許可するよう答申を出した。同大は2016年度から大学名を「東北医科薬科大」に変えて新たにスタートし、卒業後の東北地方での勤務を条件とする奨学金制度を設けるなどで東北地方での医師定着を図る。大学の医学部新設は1979年の琉球大以来37年ぶり、80校目。一方、医学部新設で教員医師も必要となり、東北各県の医師会などが「医療現場から人材が引き抜かれる」などと反発している。千葉県成田市の国際医療福祉大学にも2017年度に医学部が新設される見通しだ。これは東京圏での国家戦略特区の事業として「国際的な医療人材の育成」を目標にしており、外国人教員による英語での講義、海外臨床実習の必修化など、これまでの医学部とは異なる特徴を持った医学部となりそうだ。
製薬大手ファイザーに業務改善命令、副作用報告漏れ
公開日 : 2015.10.20 更新日 : 2021.10.06
厚労省は9月1日、医薬品医療機器法(旧薬事法)違反で製薬大手のファイザー株式会社(東京都渋谷区)に業務改善命令を出した。同社は2008年以降、製造・販売する抗がん剤薬など11種類の薬について、重い副作用212例(269件)を最長で6年5ヶ月の期間、医薬品医療機器総合機構(PMDA)へ報告していなかった。同法では、製薬会社が医薬品の副作用情報を入手した場合、副作用の重さに応じて15~30日以内のPMDAへの報告が義務付けられる。今回の報告が遅れた副作用の中には、死亡例も9件あったものの、同省は「副作用との因果関係は考えにくい」とした。同社の梅田一郎社長は反省と再発防止に向けたコメントを出した。大手製薬会社ノバルティスファーマが抗がん剤などの副作用約2500例を国に報告していなかった問題もあり、厚労省は今年2月、製薬企業271社に対して副作用報告の自主点検を求め、ブリストル・マイヤーズ(東京)など5社で計46例(69件)について、薬の投与で重い副作用が出ていたことに対する報告漏れがあったことも今回発表された。報告漏れのあった5社に詳しい内容の報告を求めるとともに、報告漏れの再発防止策を取るよう求めた。
「かかりつけ薬剤師」が地域の健康窓口へ
公開日 : 2015.10.12 更新日 : 2021.10.06
2014年6月にスタートした「薬局・薬剤師を活用したセルフメディケーションの推進」を受けて、厚労省の「健康情報拠点薬局(仮称)のあり方に関する検討会」では、かかりつけ薬局の仕組みなどを検討している。構想段階の「健康情報拠点薬局(仮称)」は、すべての薬局が「かかりつけ薬局」として、地域住民が最も気軽に相談に立ち寄れるファーストアクセスの窓口になる「健康サポート機能」を求め、「患者の服用歴や現在服用中の薬に関して一元管理」、「24時間対応、在宅対応」、「かかりつけ医などと連携」の3つの機能も備える。検討会では、在宅医療へのシフトでは「かかりつけ医」が患者のファーストアクセスになることもあり、「服薬管理は医師、服薬指導は薬剤師」という役割分担も提案されたが、病気になった場合のファーストアクセスは「かかりつけ医」、健康な人でも相談できる窓口が「かかりつけ薬局」と考え、「かかりつけ薬局」で医師による処方を必要としないOTC薬の服用管理を行いながら「かかりつけ医」とも連携していきたいと意見が上がった。
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