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神奈川県が制作したある1つの動画が話題を呼んでいる。
動画投稿サイト「ユーチューブ」での再生回数が45万回を超えているその内容は、危険ドラッグの乱用防止を訴えたアニメーションだ。
乱用者の心身がむしばまれる様子をおどろおどろしく表現した「怖すぎる」映像がその危険性を伝える。
危険ドラッグの乱用に関しては、東京都豊島区で昨年6月、危険ドラッグを吸った男の車が暴走し、7人が死傷する事故が発生して大きな波紋を呼んだ。
さらに、同年7月には元同県議が危険ドラッグ所持の疑いで逮捕されたことなどから同県保健福祉局が制作に取り組んでいた。
「危険ドラッグの恐怖」と題した動画では、30秒の間に「お香やハーブ、バスソルトだと偽り、カッコいいパッケージで売られています」、「自分をコントロールする事ができなくなります」といった男女2人によるナレーションに合わせて、乱用者が暴れだしたり、交通事故を起こすシーンなどが流れ、最後に「危険ドラッグを使うと、あなたの人生が壊れます」と警告する内容になっている。
同県では、危険ドラッグに手を出しやすい若者にその危険性を伝えようと、約900万円をかけてCM制作などを手がける会社に委託して制作。
シリーズ化させ、「危険ドラッグって何?(2分6秒)」、「どのように売られているの?(1分44秒)」、「危険ドラッグの本当の恐さ(2分3秒)」、「絶対に手を出さないぞ!(1分59秒)」のそれぞれをテーマに動画を作成・公開した。
県のウェブサイトやユーチューブで閲覧が出来る。(同県のウェブサイト:http://www.pref.kanagawa.jp/cnt/f5618/)
制作した動画は、今年3月に、自動車教習所や映画館、インターネットカフェなどの若者が多く集まる場所を中心に流し始め、5月にはユーチューブに投稿した。
夏以降にインターネット上で「夜に見たくない」、「夢に出てくる」と動画の怖さが話題になり、それまで約5千回だったユーチューブの動画再生回数が、短期間で一気に跳ね上がった。
街やインターネットで実際に映像を見た人からは「子供にはあまり見てほしくない」「絵が怖いので見るのがいや」「絵が怖いので子供達も危険ドラッグをやらないのではないか」と賛否両論の声が挙がっている。
制作に取り組んだ同県保健福祉局の生活衛生部薬務課長・廣武豊氏は「トラウマ級の怖さとネット上で話題になっている。
大げさくらいにしないとなかなかインパクトが与えられない。(怖すぎるという感想もあるが)それこそ印象に残るものだと思う。」話している。
同県警によると、県内では若者を中心に昨年1年間で191人の危険ドラッグによる健康被害者が確認されており、そのうち死亡者は14人に上った。
同県では、今年6月から県薬物濫用防止条例を全面施行し、知事が指定した薬物の製造や販売を禁止、販売店舗には警察が立ち入り調査することができるようにした。
また、同県警では今年3月から「薬物濫用防止総合対策プロジェクト」を発足させており、約100人態勢で薬物乱用の捜査や情報収集・啓発活動などにあたっている。
今年は8月末時点で健康被害者が12人確認されているが、死亡者は出ていない。
県内に2012年に約30店舗あった危険ドラッグの販売店舗は、現在はなくなったという。
しかし、警察庁によると、全国的な危険ドラッグ絡みの逮捕・書類送検は、今年上半期(1~6月)では689人で、前年同期の約4.8倍。
上半期としては過去最多になっている。
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