キノコの一種「マイタケ」でインフルエンザワクチンの効果UP!?

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食用キノコの「マイタケ」は健康増進の食材としてよく知られており、その食物繊維に含まれる「β-グルカン」は免疫機能を強化して、がんなどの疾病予防などにも役立つ食材として有効とされている。
今回、道立総合研究機構(札幌市)と北海道情報大学(江別市)の共同研究グループでは、試験栽培されている道産マイタケの新品種「大雪華の舞1号」が、インフルエンザ予防接種におけるワクチンの効果を増強させるという研究成果を10月23日に公表した。

「道産」の新マイタケ

2008年6月に品種登録された「大雪華の舞1号」はまだ市販はされておらず、現在は道内で試験栽培されている。
道内に多いカラマツを使って安価に栽培できる新品種として従来品種よりも生産コストを2割削減して開発した
来年5月中旬には発売される予定だ。同機構の林産試験場では、今回の効果を今年4月からスタートした『機能性表示食品』などに活用することで、道内での生産拡大を期待できるとしている。
(臨床検査技師コラム :4月から機能性表示食品制度がスタート も参照)

最大3.5倍のワクチン効果、風邪予防にも可能性

同研究グループでは、免疫細胞であるNK細胞(ナチュラルキラー細胞)の活性が低く、免疫力が低めな30歳以上70歳未満の男女100人を対象にインフルエンザ予防ワクチン接種を行った。
被験者の50人はワクチン接種前後の計12週間、「大雪華の舞1号」を1日70グラム 食べるのと同等の錠剤を毎日飲んだ。
その結果、錠剤を飲んでいた50人は、錠剤を飲んでいない50人よりもインフルエンザB型におけるワクチンの効き目を示す抗体が増えた割合が高かった。
さらに錠剤を飲んでいた50人だけがワクチンの有効性で基準を満たすことも確認し、そのワクチン効果は最大3.5倍に高まることも分かったという。

高齢者や幼児の免疫力にも

今回の研究では新マイタケによって頭痛や喉の痛み、鼻水などの症状が軽減され、風邪症状の緩和性を示すことも分かっているという。
また、高齢者や幼児は特に免疫力が低下していることでワクチン接種の効果が十分に得られないケースが見られているが、同研究グループではこの新マイタケを日常から摂取することで高齢者や乳児の免疫力を高められる可能性もあるとしている。

公開日 :2016.01.05 更新日 :2021.10.06

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