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国内大手の製薬企業である武田薬品工業株式会社(本社:大阪市中央区、クリストフ・ウェバー社長)と世界10位以内に入る製薬企業であるTeva Pharmaceutical Industries Ltd.(テバ・ファーマシューティカル・インダストリーズ、テバ社)(本社:イスラエル ペタハ・ティクバ)は4月1日、2社が提携して武田テバ薬品株式会社(本社:滋賀県甲賀市、菊繁一郎社長)を設立したと発表した。 武田デバ薬品では、武田薬品が行ってきた特許期間及び再審査期間が満了した医療用医薬品事業(長期収載品事業)を継承する。
政府は医療費抑制を目的にして、既に特許期間や再審査期間が満了した先発医薬品で同じ効能・効果を持つ後発医薬品(ジェネリック医薬品)が発売されている「長期収載品」からより低価格な「ジェネリック医薬品」への医薬品の市場シェアの切り替えを目指しているが、ブランドイメージなどもあり、市場ではブランド志向の強さやジェネリック医薬品に対する信頼感などで普及率は50%台に留まっている。
(薬剤師コラム :新薬メーカーからの革新的創薬を、「医薬品産業強化総合戦略」でも参照)
今回の発表で、武田テバ薬品とその親会社となるテバ製薬株式会社(本社:愛知県名古屋市中村区)では、長期収載品事業やジェネリック医薬品事業を中心とするオフ・パテント・ドラッグ(=特許期間を満了した製品群)分野での業界のリーディングカンパニーとして国内の医薬品市場のニーズに対応していくとしている。
武田テバ薬品はテバ社の連結子会社として国内でのジェネリック医薬品事業を行ってきた大正薬品工業株式会社が会社名称を変更して誕生した形になる。
また、テバ製薬では今年10月以降に会社名称を武田テバファーマ株式会社として変更する予定。
今回、武田テバ薬品では、既に特許切れとなった武田薬品の降圧剤「ブロプレス」や抗潰瘍薬「タケプロン」などの長期収載品(約30成分90品目)を引き継いだ。
同社のプレスリリースでは、今後もこれまでに武田薬品が培ったオフ・パテント・ドラッグ製品の長期の使用経験に基づく有効性・安全性の情報と、幅広いラインナップによって急性期から回復期まで様々な状況に応じた医薬品を提供するとしている。
平成27年9月の薬価調査の集計値では、その普及率が56.2%に留まっているジェネリック医薬品だが、政府では医療費抑制策の推進のために2020年度までにその普及率を80%以上に引き上げる方針を打ち出していることから、今後の国内におけるジェネリック医薬品市場は世界で最も伸びていく市場の1つと予想されている。
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