クチナシ色素「クロセチン」が近視進行を抑制する可能性
公開日 : 2019.03.01 更新日 : 2021.10.06
慶應義塾大学などの研究グループによって、クチナシ由来の色素成分「クロセチン」には、「EGR-1※」の発現量を増やす効果や近視誘導モデルで「眼軸長の伸長」や「屈折度数の変化」を有意に抑制する効果があることを確認したことが発表された。
緑内障手術練習用の眼球モデル、ヒトの「強膜の感触」を再現
公開日 : 2019.02.13 更新日 : 2021.10.06
名古屋大学などの共同研究グループが、『眼科手術シミュレータ』に搭載可能な、ヒトの「強膜の感触」を忠実に再現した緑内障手術練習用眼球モデルを開発したことを発表した。
アトピー性角結膜炎、慢性刺激に対する眼表面の生体防御
公開日 : 2019.01.11 更新日 : 2021.10.06
順天堂大学の研究グループによって、アトピー性角結膜炎(難治性かつ慢性重症)の患者サンプルを用いた網羅的な遺伝子発現解析から、眼表面の『免疫グロブリン遺伝子』と『黄色ブドウ球菌感染に対する生体防御に関連する遺伝子群』の発現上昇が発見された。
まばたきを「12秒間我慢できない」とドライアイかも
公開日 : 2018.12.03 更新日 : 2021.10.06
順天堂大学の研究グループによって、ドライアイ患者は『最大開瞼時間』が有意に低下しており、涙液層破壊時間と正の相関が認められた。
肉を食べる頻度が「少ない」女性は、『開放隅角緑内障』リスク高
公開日 : 2018.11.21 更新日 : 2021.10.06
旭川医科大学の研究グループによって、「肉を食べる頻度が少ない女性」は、緑内障リスクが高いことを示された。
『緑内障手術用眼球モデル』開発、眼科手術シミュレータにも搭載可能
公開日 : 2018.11.01 更新日 : 2021.10.06
名古屋大学はなどの共同研究グループが、眼科手術シミュレータに搭載することのできる『緑内障手術用眼球モデル』を開発した。
パーキンソン病患者は網膜が薄くなる、パーキンソン病の早期発見も
公開日 : 2018.10.19 更新日 : 2021.10.06
韓国・ソウル国立大学ポラメ医療センターの研究グループは、発症後早期のパーキンソン病患者において眼の「網膜」が薄くなっており、網膜が薄くなるほどパーキンソン病の重症度が高まることを発見した。
コンタクトレンズを外さず就寝、重篤な眼の感染症リスクが6~8倍に
公開日 : 2018.09.26 更新日 : 2021.10.06
米疾病対策センター(CDC)によると、コンタクトレンズを装着したまま寝た場合、細菌が繁殖してしまい、重篤な眼の感染症リスクが6~8倍に高まるとしている。
緑内障、視神経障害のバイオマーカーを同定
公開日 : 2018.09.13 更新日 : 2021.10.06
東北大学の研究グループは、緑内障モデルマウスを用いて、視神経障害のバイオマーカー「L-アセチルカルニチン」を同定した。
白内障の高齢ドライバーの交通事故リスク、手術で1割低下
公開日 : 2018.08.16 更新日 : 2021.10.06
カナダの研究チームが行った50万人以上のカナダ人高齢者を対象とする研究によって、白内障の高齢ドライバーが手術を受けることで、その交通事故リスクがわずかに低下することが明らかになった。
小型カメラシステムで、眼底網膜像を『自撮り』
公開日 : 2018.07.23 更新日 : 2021.10.06
奈良先端科学技術大学院大学の研究グループが、ユーザーが1人で「眼底網膜像」を撮影することが出来る新しい小型眼底カメラシステムの開発に成功した。自宅でも気軽に眼病・生活習慣病チェックを行えるヘルスケア機器としての実用化が期待される。
新診断基準でドライアイ確定患者数が3割増加
公開日 : 2018.05.22 更新日 : 2021.10.06
順天堂大学の研究グループが、2016年のドライアイ診断基準の改定を受けて、「旧ドライアイ診断基準」と「新ドライアイ診断基準」におけるドライアイ患者の分布について調査を行った結果、ドライアイ確定患者数が33%増加することが明らかになったと発表した。
「ドライアイ」の防止には、涙の脂質の長さが重要
公開日 : 2018.03.07 更新日 : 2021.10.06
北海道大学の研究グループが、ドライアイの防止には『脂質の長さ(極長鎖マイバム)』が重要であることを解明した。今後、ドライアイ治療・予防の新たな薬剤開発につながることが期待される。
「ヒトES細胞」から視神経細胞の作製に成功
公開日 : 2018.02.02 更新日 : 2021.10.06
国立成育医療研究センターの研究チームが、ヒトES細胞から視神経細胞を作製することに成功し、視神経細胞を用いて薬物の効果を判定する技術を世界初の開発。ヒト細胞を用いた神経系の薬物評価が可能になり、視神経疾患に対する『創薬への道のり』の大幅な短縮に期待。
「バイオレットライト」、成人強度近視患者の近視の進行を抑制
公開日 : 2018.01.18 更新日 : 2021.10.06
慶應義塾大学の研究グループが、屋外環境に豊富にあるバイオレットライトが若年者のみならず、成人の強度近視患者の近視進行(眼軸長伸長)を抑制する可能性があることを発見した。今後は失明予防の一端を担うことが期待される。
大人の「斜視」、原因は生活習慣病・脳腫瘍などでも
公開日 : 2017.12.18 更新日 : 2021.10.06
日本人の発症割合2~3%と言われる「斜視」は、交通事故で頭を強打した場合や脳腫瘍、甲状腺などが原因となるケースもあり、手術で目玉の筋肉を調節するのが一般的だ。また、糖尿病や高血圧が原因の場合もあり、食生活や運動習慣、睡眠時間などの見直しが予防につながるだろう。ここでは、大人になってからの斜視について、原因や診断、手術方法について解説する。
緑内障の因子、「眼圧」に関する分子メカニズム
公開日 : 2017.11.13 更新日 : 2021.10.06
山梨大学などの共同チームが、中途失明原因第1位の疾患で、40歳以上の5%が発症する「緑内障」研究から、「細胞外ヌクレオチド」とその受容体(P2Y6受容体)が重要で、P2Y6受容体欠損で最大リスク因子の「眼圧」が上昇、「緑内障」に類似した症状を招くメカニズムを発見。
「眼球手術シミュレータ」を開発
公開日 : 2017.09.28 更新日 : 2021.10.06
名古屋大学などの共同研究グループが、眼科手技を模擬した『眼科手術シミュレータ』を開発した。眼科分野で一部の網膜硝子体手術などは難手術とされ、若手医師の早期習熟など術者の手技の向上が期待される。
『滲出型加齢黄斑変性』の病態の一部を生体組織チップ上で再現
公開日 : 2017.07.24 更新日 : 2021.10.06
東北大学の研究グループが、失明に繋がる網膜疾患・『滲出型加齢黄斑変性』の病態の一部を生体組織チップ上で再現することに成功したと発表した。生体組織チップを活用することで患者ごとの治療法開発や創薬スクリーニングへの発展が期待できそうだ。
近視のラットに線維芽細胞を移植して進行抑制
公開日 : 2017.06.01 更新日 : 2021.10.06
眼球壁の強膜周囲を移植したヒト線維芽細胞で補強することで、近視進行を抑制されることが分かった。ヒトへの応用でも拒絶反応の問題を憂慮せずに行える自己移植による治療が可能だ。
コンタクトレンズやカラコン使用時の「アカントアメーバ角膜炎」に注意
公開日 : 2017.05.11 更新日 : 2021.10.06
コンタクトレンズの長時間使用や不衛生な取り扱いは角膜の負担になるが、特に「2週間タイプの使い捨て」のレンズとMPS洗浄液の使用者には角膜炎の一種「アカントアメーバ」を発症することがある。20回以上の「こすり洗い」や定期的なケース交換・定期検査などが重要だ。
理研などが加齢黄斑変性へのiPS細胞治療の臨床研究結果を発表
公開日 : 2017.04.27 更新日 : 2021.10.06
理化学研究所では滲出型加齢黄斑変性の患者を対象に施行した『iPS細胞由来網膜色素上皮細胞シート(iPS-RPEシート)』による細胞治療の臨床研究結果が安全であることを支持するものだったと発表した。
白内障手術前に「高齢」・「糖尿病」・「手術歴あり」の患者で細菌検出
公開日 : 2017.04.20 更新日 : 2021.10.06
岡山大学の共同研究グループでは、白内障手術前に行う結膜嚢培養においてブドウ球菌属などの細菌検出が確認される患者では、「高齢」・「糖尿病」・「過去に入院を伴う全身手術あり」に多く当てはまるとした。
長期埋め込み可能な『人工硝子体』を開発、筑波大など
公開日 : 2017.04.12 更新日 : 2021.10.06
筑波大学の研究グループが、眼内に注射注入することで『長期埋め込み』可能なゲル素材の人工硝子体の開発に世界で初めて成功した。日帰りでの手術への応用にも期待がかかる。
視力が「4.0」になるメガネが登場、都内でウェアラブル展が開催
公開日 : 2017.02.27 更新日 : 2021.10.06
東京ビッグサイトで1月18日〜20日の間、『第3回ウェアラブルEXPO(エキスポ)」が開催された。医療・健康分野に関する「ウェアラブル端末」も展示され、その中では視力「4.0」になれるメガネが登場した。
「iPS細胞」由来の網膜組織によって視機能が回復
公開日 : 2017.02.15 更新日 : 2021.10.06
『網膜再生医療研究開発プロジェクト』の万代道子副プロジェクトリーダーらの研究チームがiPS細胞由来の網膜を移植することによって網膜変性末期の視機能が回復して光に反応するようになったと発表した。
難病・網膜色素変性症の網膜を「埋込み型」薬剤徐放デバイスにより長期に保護
公開日 : 2017.01.30 更新日 : 2021.10.06
東北大学の研究グループでは、難病・「網膜色素変性症」の網膜変性から長期的に視細胞を保護しうる「埋込み型」ウノプロストン徐放デバイスの作成に成功した。
ストレッチケアで「目」もアンチエイジング
公開日 : 2017.01.12 更新日 : 2021.10.06
老眼の進行を抑制し、目のケアを行うには遠近や上下左右に動かしてのストレッチが効果的だ。老眼は20代から進行し、40代~60代は一気に進行するため、20代からのケアは重要だ。
JSTが眼鏡タイプのウェアラブル脳波計システムを開発
公開日 : 2016.12.26 更新日 : 2021.10.06
科学技術振興機構(JST)などが共同で眼鏡タイプのウェアラブル脳波計システムを開発した。ヒトの感覚特性の個人差を脳内のニューロから取得することが期待される。また、今後の「ニューロテイラーメイド」の開発も注目されており、開発を進めるという。
緑内障・高眼圧症向け「ミケルナ配合点眼液」の承認取得、大塚製薬
公開日 : 2016.12.13 更新日 : 2021.10.06
大塚製薬が緑内障・高眼圧症向けの配合点眼液のコック内製造販売承認を取得した。2つの有効成分が入った点眼剤で、多剤併用の服薬アドヒアランス低下を防止できる。また、同社では千寿製薬との共同販促や緑内障領域の販売提携も拡大するとしている。
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