『鉄欠乏性貧血』の病態メカニズムの一端が明らかに
公開日 : 2017.04.07 更新日 : 2021.10.06
鉄欠乏が赤芽球の遺伝子発現変動を引き起こし、それに応答して『Bach1』と呼ばれる転写因子がヘムとグロビンのバランスを整える『鉄欠乏性貧血』の病態メカニズムが明らかになった。
メドトロニック社の冷凍アブレーションカテーテル、市販後観察研究へ
公開日 : 2017.04.04 更新日 : 2021.10.06
日本メドトロニック株式会社は心房細動(AF)治療のArctic Front Advance(TM)冷凍アブレーションカテーテルを対象に、多施設共同の市販後観察研究である「Cryo AF グローバルレジストリ」に参加したことを発表した。
従来のPCR装置と同精度の「モバイル遺伝子検査機」開発、小型・軽量・高速に
公開日 : 2017.03.27 更新日 : 2021.10.06
産業技術総合研究所(産総研)などは『モバイル遺伝子検査機(小型・軽量リアルタイムPCR装置)』の開発に成功したと発表した。従来よりも小型・軽量・高速化されたことで、初期段階での感染特定や食品工場・学校などの幅広い分野での活用が期待される。
ImPACT開発で脳の血流量から『話の難易度』を判定する新システム
公開日 : 2017.03.15 更新日 : 2021.10.06
ハイリスク・ハイインパクトな挑戦的研究開発の推進を目的とするImPACTの開発プログラムの一環で、株式会社国際電気通信基礎技術研究所(ATR)の研究グループが、話を聞いている時の『話の難易度』を脳の血流量から高精度で推定する新手法を開発した。
バクスター社がPD療法向け医療機器「かぐや」の製造販売承認取得
公開日 : 2017.03.07 更新日 : 2021.10.06
透析関連の医療機器開発を手掛けるバクスター社では、末期腎不全時の『自動腹膜透析(APD)』向けの「ホームPDシステム かぐや/かぐやセット」の医療機器製造販売承認を取得したと発表した。
患者自身が診療情報をWEB上で閲覧、大同病院で稼働開始
公開日 : 2017.02.22 更新日 : 2021.10.06
患者自身やその家族が「受診日」、「傷病名」、「処置・手術名」、「処方薬」などの診療情報の一部をWEB上で閲覧できるMDV社の「CADA-BOX」が4月から大同病院(・だいどうクリニック)に導入される。
セコムが新ウェアラブル端末で健康管理・救急対応サービスを開始
公開日 : 2017.02.13 更新日 : 2021.10.06
セキュリティ・警備大手のセコムは、ヘルスケアと緊急対応を一体化したリストバンド型のウェアラブル端末を今夏から発売する。超高齢化を背景に高齢者向けサービス市場は成長市場とも考えられている。
低濃度ウイルスの簡便検出が可能なバイオセンサー開発へ
公開日 : 2017.01.27 更新日 : 2021.10.06
夾雑物が多く含まれる試料中での低濃度ウイルスの検出では感度不足が課題だったが、産業技術総合研究所が「外力支援型近接場照明(EFA-NI)バイオセンサー」を開発。これまでの数桁高い感度でのウイルス検出が可能になり、今年春ごろには実用化を予定している。
「着るレントゲン」に背筋の活動を計る「筋硬さセンサ」内蔵へ
公開日 : 2017.01.19 更新日 : 2021.10.06
北大ではこれまで開発してきた腰の負担測定センサ内臓ウェア「着るレントゲン」に新たに「背中センサ」を追加した。柔軟な素材の新ウェアは、計測精度が3~5割向上し、長時間駆動や軽量化も図られている。
今夏ブーム「ポケモンGO」の健康効果も、車の交通死亡事故が発生
公開日 : 2016.12.14 更新日 : 2021.10.06
ポケモンGOで歩行数が増え、健康になる効果が報告されている。一方でプレーヤの自動車事故誘発リスクがあることも報告されており、その危険性の認識が不可欠だ。すでに国内でもポケモンGoのプレーヤーによる交通死亡事故が起きている。
医療機器の新規開発事業に求められる人材
公開日 : 2016.12.01 更新日 : 2021.10.06
臨床工学技士ニュース:医療機器開発における臨床工学技士の存在意義は大きい。特に重症心不全患者にとって生存の希望となる「植込み型補助人工心臓(LVAD)」は、現在さらなる改良と実施機関の拡充が求められている状況だ。
日本写真印刷が米・医療機器メーカーを買収、グローバル販路を獲得
公開日 : 2016.11.04 更新日 : 2021.10.06
日本写真印刷が米・医療機器メーカーのGraphic Controlsグループを子会社化することを発表した。狙いはグローバル進出も考えての医療分野のポートフォリオの確立だ。既存のコンシューマー・エレクトロニクス分野との両立でバランス経営を目指すとしている。
臨床工学技士が24時間配置されるスーパーICUとは
公開日 : 2016.10.25 更新日 : 2021.10.06
臨床工学技士ニュース:臨床工学技士が活躍する場として「スーパーICU(特定集中治療室)」がある。臨床工学技士が24時間配置される治療室で、高度急性期の患者が収容されるために綿密な医療機器の保守点検人員が欠かせない。臨床工学技士の得がたい活躍の場と言えるだろう。
診断困難な白血病タイプをAIが発見、治療法もアドバイス
公開日 : 2016.10.19 更新日 : 2021.10.06
人工知能「IBMワトソン」が医療分野での患者の治療に効果的なアドバイスを行っている。数千万件の医学論文データを学び、患者情報をインプットするとわずか10分程度で洞察から治療アドナイスを導く。人間が行うよりも遥かに速い分析スピードは医療分野でも役に立ちそうだ。
次世代の外科手術用マイクロ波メス「アクロサージ」が来年1月にも発売
公開日 : 2016.10.12 更新日 : 2021.10.06
日機装株式では、次世代型の外科手術用エネルギーデバイス「アクロサージ」を来年1がつに発売すると発表した。マイクロ波を使い、患部組織の「焼きすぎ」や切開時の出血を防ぎ、患者の負担軽減や手術時間の短縮を目指す。
熱中症リスク評価システムを開発、気象予報と連動も
公開日 : 2016.10.04 更新日 : 2021.10.06
名古屋工業大などが開発した「熱中症リスク評価システム」によると、幼児や高齢者は一般成人に比べて明らかに同条件下での熱中症リスクが高いという。幼児・高齢者への気配りを行い、熱中症の予防を行いたい。
手術室にいる臨床工学技士と患者のかかわり
公開日 : 2016.09.16 更新日 : 2021.10.06
臨床工学技士ニュース:臨床工学技士の手術室における役割と、患者との関係性を改めて考えたい。患者の生命維持を主要な任務とするが、患者や患者家族から感謝される機会はほとんどない。医療従事者としてモチベーション維持が難しくなる時もあるかもしれない。臨床工学技士の働き方について検討してみよう。
「地域包括ケアシステム」での多職種連携へクラウドを活用
公開日 : 2016.09.08 更新日 : 2021.10.06
ICT開発を行うNTTアイティでは自社クラウドサービスを利用して、通信キャリア大手のNTT東日本と医薬品メーカーのエーザイと共同で「地域包括ケアシステム」の実現に向けた多職種連携事業を開始した。
移植用臓器の寿命が延伸する
公開日 : 2016.08.10 更新日 : 2021.10.06
臨床工学技士コラム:移植用臓器の使用時間はこれまで「採取手術」「搬送」「移植手術」を含めて12時間だった。2014年に発表されたアメリカ、マサチューセッツ総合病院の研究結果によるとその時間が3倍にまで延長できたと言う。まだヒトへの運用は研究途上だが、移植手術の可能性を拡大する報告ではあるだろう。
被災地から被災地へ、命をつなぐ
公開日 : 2016.07.14 更新日 : 2021.10.06
臨床工学技士ニュース:熊本地震の発生からおよそ1カ月間に渡って医師、看護師、臨床工学技士の派遣を行った病院がある。福島県のときわ会常磐病院だ。東日本大震災の被災、そこで受けた他県からの支援が、ときわ会がスタッフの派遣を決めた原動力だと言う。
日本透析医会が人工透析の施設情報を提供、熊本地震で
公開日 : 2016.06.21 更新日 : 2021.10.06
熊本県地震の被害で、透析を受けられない患者が出ている。日本透析医会が公開した「災害時情報ネットワーク」で、医療機関の被災状況や透析受け入れ可能施設などの最新情報が掲載されたが、人手や物資が不足しており緊急避難的に命をつないでいる状況が続いている。
すい臓がんの死亡率を下げろ!
公開日 : 2016.06.10 更新日 : 2021.10.06
すい臓がん,検査
人口知能「AI」で総合診療を支援、自治医大などが開発
公開日 : 2016.06.06 更新日 : 2021.10.06
自治医科大などでは産学連携研究で人工知能型総合診療支援システム「ホワイト・ジャック」を開発した。8千万件もの医療データを蓄えるデータバンクとしての役割を持つ。地域医療での活用。重大な病気の発見、若手医師の経験不足のサポートなどに役立てる予定だ。
大腸ビデオスコープを新発売、オリンパス
公開日 : 2016.05.10 更新日 : 2021.10.06
光学機器・電子機器メーカーのオリンパス株式会社では、大腸内視鏡検査に用いられる大腸ビデオスコープを3月1日から国内で販売開始することを発表した。同社の内視鏡システムにおける新機種で高精細画像や操作性の向上などが加わっている。
医療分野を「ものづくり」で支援する
公開日 : 2016.04.30 更新日 : 2021.10.06
臨床工学技士ニュース:医療分野のニーズを追求する「ものづくり」プロジェクトが動き出している。実際の現場で活躍する臨床工学技士が世間に声をあげる時が来たのかもしれない。
外国人医師によるロボット手術、九州大病院
公開日 : 2016.04.18 更新日 : 2021.10.06
九州大学病院では韓国人医師を招待した胃のロボット手術が行われた。国家戦略特区制度を活用したもので、今年の夏にはアメリカ人医師を招待して膵臓疾患の手術も行う予定だ。ロボット手術は従来の開腹手術や腹腔鏡手術よりも簡単で回復も早いという。
網膜色素変性症の遺伝子治療薬開発で提携
公開日 : 2016.04.05 更新日 : 2021.10.06
製薬企業のアステラス製薬株式会社と東北大学発の医療ベンチャーであるクリノ株式会社は、目の難病「網膜色素変性症」を治療法確立に向けて遺伝子治療薬「AAV-mVChR1」の開発・商業化ライセンス契約を締結したと発表した。
医師の負担軽減に「歩ける椅子」、今年夏に発売
公開日 : 2016.03.30 更新日 : 2021.10.06
オペ室では長時間に及ぶ手術によって、執刀する外科医をはじめ、医療スタッフの身体への負担は大きい。千葉大などの共同チームでは、その軽減負担にウェアラブルチェア「アルケリス」を今年夏にも発売する予定だ。
淡路島内に「下肢静脈瘤」治療機器を導入、兵庫県立淡路医療センター
公開日 : 2016.03.25 更新日 : 2021.10.06
淡路島にある兵庫県立淡路医療センターが高齢者や女性に多くみられる「下肢静脈瘤」の治療のために、淡路島内や同県内の県立病院では初となる高周波治療器を導入した。高齢化が顕著な同島内で低侵襲治療を行い、患者の負担を軽減したいとしている。
厚労省へ臨床工学技士会から配置義務化の要望
公開日 : 2016.03.11 更新日 : 2021.10.06
臨床工学技士ニュース:厚生労働省副大臣竹中譲へ臨床工学技士会から配置増員の要望が提出された。回答は「検討して行く」とのこと。これまでの臨床工学技士配置人員数の規定と実態を鑑み、果たして要請を受け入れて政府からも人員不足改善の対応が実施されるのか注意して行きたい。
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