心筋症の原因に『細胞の電気的コミュニケーション異常』
公開日 : 2018.10.09 更新日 : 2021.10.06
千葉大学は8月3日、松本明郎氏(同大大学院医学研究院薬理学准教授)、神戸大らの研究グループによって、動物実験から心臓の動きには、心臓の様々な細胞が電気的に良好なコミュニケーションを行うことが重要であることを発見したと発表した。
「握力テスト」と「閉眼片足立ちテスト」の成績が悪いと2型糖尿病の発症リスク
公開日 : 2018.09.28 更新日 : 2021.10.06
東北大学の研究グループによって、握力テストと閉眼片足立ちテストの成績が『2型糖尿病』の発症リスクと関連することが明らかになった。
外反母指、軽症のうちは運動療法で改善も
公開日 : 2018.07.02 更新日 : 2021.10.06
ハイヒールを履く人や偏平足などの人に見られる外反母趾は、親指の付け野の角度が内側に20度以上曲がってしまうもの。運動療法やインストールで悪化を予防したいが、間違った方法は変形を悪化させるので注意したい。
「皮質脊髄路」の多様な神経回路、運動動作での『神経地図』に
公開日 : 2018.06.12 更新日 : 2021.10.06
新潟大学の研究グループが、脳と脊髄を結ぶ「皮質脊髄路」の中に多様な神経回路が存在することを発見し、それらが運動動作をコントロールする『神経地図』としての働きを示すことを明らかにしたことを発表した。
AYA世代の治療に特化、「統合失調症AYA世代センター」開設
公開日 : 2018.04.24 更新日 : 2021.10.06
東京大学医学部附属病院が『AYA(Adolescent and Young Adult)世代』の統合失調症患者治療に特化した「統合失調症AYA世代センター」を開設する。「専門入院プログラム(ディスカバリープログラム)」を新設置し、急性期治療からリハビリテーションまでを一貫して行う。
緊急時の「止血方法」、どんな応急手当が出来る?
公開日 : 2017.12.04 更新日 : 2021.10.06
緊急時の応急手当の止血法である「直接圧迫止血法」、「間接圧迫止血法」、「止血帯法」は覚えておきたい。東京五輪・パラリンピックでの大事故・災害・テロを想定して東京消防庁では新ターニケットを導入し、素早い止血処理に向けた対策を練っている。
脳卒中の慢性期リハ、「乗馬」や「リズム音楽」が有効
公開日 : 2017.08.10 更新日 : 2021.10.06
脳卒中は発症後の早期リハビリが重要であるとされ、慢性期では、リハビリ効果は難しいとされるが、オーストラリア・ニューカッスル大学の研究グループでは、「乗馬療法」や「リズム音楽療法」で身体機能・認知機能などが改善する可能性を示した。
脳波の「快・不快」でAIが自動作曲、音楽療法などに活用
公開日 : 2017.02.21 更新日 : 2021.10.06
快・不快といった気分を個人の「脳波」から人工知能(AI)に読み取らせて個人の『メンタル』の状態を活性化させる曲を自動的に作る『ヘッドホン型』ワイヤレス脳波センサとAIの音楽システムセットが開発された。
急性期脳卒中患者の「脳機能の個人差」ごとの運動の誘導
公開日 : 2017.02.14 更新日 : 2021.10.06
自治医科大学の研究グループによって、脳卒中患者ごとにその『脳機能の個人差』によって「身体動作」・「外部環境」などの運動時の注意の向け方を分けると、より正確な運動を行えることが判明したと発表した。
アルツハイマー病による機能低下と在宅での作業療法の効果
公開日 : 2017.01.20 更新日 : 2021.10.06
作業療法の認知症患者の機能低下への抑制効果が見られないことを示唆する研究報告があった。ただし、環境面のサポートでは患者の長期間での安全な生活や患者の家族へのサポートには有用だという。
地域に根差したコミュニティを育てる働き方
公開日 : 2016.12.08 更新日 : 2021.10.06
作業療法士ニュース:作業療法士は認知症カフェなどでも人材が求められるようになった。近年はカフェブームが日本に浸透しているので、多様な働き方を考えてみてはどうだろうか。
高齢者に増える腎臓病に「腎臓リハ」、運動療法に保険適用も
公開日 : 2016.11.16 更新日 : 2021.10.06
国内の慢性腎臓病の患者は増加傾向にあり、透析患者は32万人を超える。近年、運動療法の効果が発見され、一部の運動療法は4月から保険適用にもなった。足上げやレジスタンス運動などの「腎臓リハ」を行うクリニックも増えており、体力低下効果が注目されている。
腰痛症の治療に光明。再生医療の領域へ
公開日 : 2016.10.13 更新日 : 2021.10.06
作業療法士ニュース:腰痛症や下肢痛はこれまで対症療法が一般的で、根本治療は難しかった。だが、今後は再生医療の分野からもアプローチできるようになるかもしれない。
終末期リハビリテーションの今と未来
公開日 : 2016.09.30 更新日 : 2021.10.06
作業療法士ニュース:終末期リハを必要とする大部分は高齢者だ。リハビリに対するアウトカム評価は高齢者が除外となった。入院期間短縮へ向かう中終末期リハは地域にゆだねられ、作業療法士が働く現場も移行しつつある。今後はどのように終末期リハビリテーションに向き合うべきなのか検証したい。
作業療法を伴う維持期リハビリ、介護保険へ移行
公開日 : 2016.07.22 更新日 : 2021.10.06
作業療法士ニュース:2018年の介護報酬改定を最大効率化するために、現在は中長期計画で介護保険リハビリと医療保険リハビリの明分化が必要だと言う。準備として2015年から段階的な改革が始まった。2016年10月の調査では2015年の調査結果を踏まえて要介護度中から重度者に対する支援実態を明確にする。この結果とともに今後の推移を見守りたい。
「痛みナビ体操」でゆがみを改善して痛みをなくす
公開日 : 2016.07.13 更新日 : 2021.10.06
膝の痛みを抱える人は多いが、安静にするよりは穏やかな運動を行う方が良いようだ。お茶の水整形外科機能リハビリテーションクリニック院長・銅冶英雄氏が考案した「痛みナビ体操」では、日常生活と逆の動きをこまめに行うことで痛みの軽減につながるという。
パーキンソン病のための前庭リハビリテーション
公開日 : 2016.06.24 更新日 : 2021.10.06
前庭リハビリテーションでパーキンソン病の患者に効果が見られたという。患者への共感を育てられる新しいツールなど、パーキンソン病患者に新たな可能性が示された。作業療法士が何処までできるか考えたい。
県内初の介助犬が誕生、育成事業の普及へ
公開日 : 2016.06.08 更新日 : 2021.10.06
沖縄県では補助犬育成事業の一環で、県内初の介助犬が誕生した。介助犬との共同生活は豊かさを取り戻すようだ。しかし、認定を受けた介助犬はまだまだ足りないため、今回の育成事業により普及が期待される。
正座すると足が痺れてしまう理由を解明!?
公開日 : 2016.05.24 更新日 : 2021.10.06
京都大学の研究グループでは、正座の後の「痺れ」による痛みのメカニズムを明らかにした。血流低下による低酸素状態でタンパク質「TRPA1」が過敏化し、血流再開時に大量発生する活性酸素によってTRPA1がさらに活性化されることが原因だという。
災害現場に見る作業療法士の役割とは
公開日 : 2016.05.11 更新日 : 2021.10.06
東日本大震災や熊本地震のように過酷な現場では、人の日常的な欲求すら満たされない可能性が高い。そんな中、患者や患者家族と接する作業療法士には 何ができるのか考えたい。
気分が落ち着く音楽は運動後の心疾患リスクを低減
公開日 : 2016.05.09 更新日 : 2021.10.06
東北大学大学院の研究グループによると、音楽は運動時の自律神経活動を調整する効果があり、運動時の心疾患リスクを下げる効果もあることが分かった。今後リハビリテーションプログラムとしても「音楽と運動の併用療法」が新しく確立されることが期待される。
地域医療構想が進む中で作業療法士のあり方を考える
公開日 : 2016.04.26 更新日 : 2021.10.06
作業療法士ニュース:地域医療構想は介護などの担い手を一般市民に期待している。だが、担いきれない負担であることを昨今のニュースが報道した。最高裁の判決を軸に考えたい。
精神障がい者の国際フットサル大会大阪で初開催
公開日 : 2016.04.12 更新日 : 2021.10.06
精神障がい者を対象にしたフットサルの初の国際大会が2月に開催される。長年病院の外でスポーツをすることへ理解を得られない風潮だったが、身体障がい者のためのパラリンピックのようにスポーツにおける社会的活躍の場が広がっても良いのではないだろうか。
医療功労賞受賞者の功績を紹介
公開日 : 2016.03.24 更新日 : 2021.10.06
作業療法士ニュース:精神科は作業療法士の主な職場のひとつだが、かつて精神病棟は患者にとって「監獄」のようなものだった。医療功労賞を受賞した田中敬三医師の取り組みを通じて、精神医療における作業療法士の仕事について考えたい
認知症患者に家族と作業療法士ができること
公開日 : 2016.02.26 更新日 : 2021.10.06
認知症の発見が遅れてしまうのはなぜなのか。また家族が認知症の状態であるか判断するためにはどこを見ればいいのか。作業療法士はそれらの知識を当然のものとして身に付けた上で、認知症患者とその家族をサポートしなければならない。
鳥取大、国立大学病院で褥瘡発生率最低に
公開日 : 2016.01.22 更新日 : 2021.10.06
作業療法士ニュース:鳥取大、国立大学病院で褥瘡発生率最低を記録。2006年から本格化した褥瘡対策チームの活動により成果を挙げたのは、鳥取大学医学部付属病院でした。どんな対策を講じたのでしょうか。
義手による救済のすそ野を広げる3Dプリンター
公開日 : 2015.12.21 更新日 : 2021.10.06
作業療法士ニュース:作業療法士が訓練を助ける装具として以前にも筋電義手を紹介した。課題はその高すぎる金額だったが、2015年春に日本から1体3万円の筋電義手が世界に発信され、衝撃を与えた。その筋電義手について紹介する。
関節リウマチ(RA)と運動療法
公開日 : 2015.11.19 更新日 : 2021.10.06
作業療法士ニュース:特に30代から50代の女性に好発する関節リウマチ(RA)に対しては、外科、投薬、リハビリが主な治療の柱となる。リハビリにおいては近年運動療法に新たな可能性が示された。
警察や企業などで「認知症サポーター」が増加中
公開日 : 2015.11.05 更新日 : 2021.10.06
増加する高齢の認知症患者への対応が出来るよう、警察や銀行、スーパーなどで「認知症サポーター」が全国各地で増えている。認知症を持った人とのトラブルや本人による事故を未然に防ぐのも目的だ。
大人の「塗り絵」は脳を活性化する効果が高い
公開日 : 2015.10.22 更新日 : 2021.07.05
作業療法士はレクリエーションにおいて、塗り絵や切り絵、ちぎり絵などを活用していることもあるだろう。そこから一歩踏み込み、機能訓練の回復を図る「ぬるビリテーション」を行う志田清美氏は、特別養護老人ホームとデイサービス勤務時の8年間で、約200点以上の「ぬりビリテーション」を展開してきた。対象者は身体機能の障害に限らず、高次脳機能障害や認知症・精神疾患など様々だ。ぬり絵には脳の活性化し、集中力や注意力の向上、情緒を安定させるなどの通常の運動器の機能向上訓練だけでは得られない効果があるという。脳梗塞で左半側視空間無視が顕著だった施設利用者の症状に向上が見られたケースもある。心理療法としてのアートセラピー(絵画療法)もあるが、国内ではアートセラピストたる国家資格は無く、民間資格のみだ。企業による独自の動きでは、三菱鉛筆株式会社が東北大学川島隆太教授(加齢医学研究所)監修の元、脳(前頭前野)の活性化を塗り絵で促進する色鉛筆セット『脳芸教室~大人の塗り絵』を、塗り絵を趣味にする40~60代をターゲットに発売している。
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