「BDNF投与」で心不全による運動能力低下が改善
公開日 : 2019.03.04 更新日 : 2021.10.06
北海道大学の研究グループによって、「脳由来神経栄養因子(BDNF、神経系の成長や維持に不可欠なタンパク質)」の投与で、心不全による骨格筋ミトコンドリア機能と運動能力の低下の治療することができることを明らかになった。
『食道がん』に対する放射線併用「テロメライシン」ウイルス療法の臨床研究
公開日 : 2019.02.19 更新日 : 2021.10.06
岡山大学の研究グループによって、『食道がん』に対する腫瘍選択的融解ウイルス製剤「テロメライシンン(Telomelysin、OBP-301)」を用いた放射線併用ウイルス療法の臨床研究について、最終報告を行った。
抗がん剤の機能向上につながる新しいドラッグデザインを開発
公開日 : 2019.02.08 更新日 : 2021.10.06
九州大学の研究グループによって、化学反応でタンパク質の機能を阻害する新しい分子デザインを見出し、これを応用して「強い薬効」と「高い安全性」を併せ持つ抗がん剤が開発可能であることを発見したと発表した。
ナノポアセンサとAI技術、インフルエンザウイルス型を高精度に識別
公開日 : 2019.01.08 更新日 : 2021.10.06
大阪大学などの研究グループによって、新たな「1粒子検出法」を用いて、インフルエンザウイルスの型(A型、B型、A亜型)を高精度に識別することに成功した。
SGLT2阻害剤「フォシーガ」、2型糖尿病患者の心不全による入院、心血管死リスクを低下
公開日 : 2018.12.19 更新日 : 2021.10.06
英アストラゼネカ社が、SGLT2阻害剤「フォシーガ」(一般名:ダパグリフロジン、製品名:Farxiga)における『DECLARE-TIMI58試験※』の全ての試験において良好な結果だったことを発表した。
週2回以上の『高用量アスピリン』服用、肝臓がんの発症リスクが低下か
公開日 : 2018.12.10 更新日 : 2021.10.06
米・マサチューセッツ総合病院の研究チームによって、『高用量(325mg/日)アスピリン』を週2回以上服用すると、肝臓がん(肝細胞がん)の発症リスクが低下する可能性があることが示された。
「多剤耐性菌」に有効な『抗菌薬』探索、共同研究で
公開日 : 2018.11.26 更新日 : 2021.10.06
微化研と杏林製薬株式会社は、微化研が保有する天然物(およびその関連物質)を杏林製薬に提供することに合意し、「多剤耐性菌」に有効な『抗菌薬』の探索をする共同研究を開始した。
電子お薬手帳サービス『harmo』で「医者にかかる10箇条」を配信
公開日 : 2018.11.15 更新日 : 2021.10.06
ソニー株式会社は電子お薬手帳サービス『harmo(ハルモ)』において、患者の健康に役立つ情報配信を行うことを開始する。
創薬向けソフトウェア「NoviSight」発売、『3次元細胞解析技術』を導入
公開日 : 2018.10.25 更新日 : 2021.10.06
オリンパス株式会社は9月10日、『3次元細胞解析技術』を開発し、同技術を搭載したソフトウェア「NoviSight」を9月10日から米国で導入・発売したことを発表した。
薬剤とタンパク質の相互作用を予測する新たな『深層学習』
公開日 : 2018.10.12 更新日 : 2021.10.06
産業技術総合研究所(産総研)の研究グループによって、2種類の『深層ニューラルネット』を組み合わせることで、薬剤とタンパク質の相互作用を予測する新たな手法を開発された。
2017年の『抗菌薬販売量』、2013年比7.8%減少
公開日 : 2018.09.19 更新日 : 2021.10.06
国立国際医療研究センター病院 AMR臨床リファレンスセンターは8月6日、2017年の全国の『抗菌薬販売量』を発表し、2017年の抗菌薬販売量(13.78 DID※注1)は、2013年(14.95 DID)と比較して「7.8%」の減少がみられた。
「創薬維新ファンド」設立、日本の創薬エコシステム推進へ
公開日 : 2018.09.11 更新日 : 2021.10.06
武田薬品工業株式会社と独立系の投資会社の株式会社ウィズ・パートナーズは、『日本の創薬エコシステムの推進』を目的として、投資組合として「創薬維新投資事業有限責任組合」を共同設立することに関する基本合意書を締結したと発表した。
『IT創薬』で治療抵抗性のがんに効果のある低分子化合物を創出
公開日 : 2018.08.03 更新日 : 2021.10.06
東大先端研などが、『IT創薬』によって「標的タンパク質(がんの原因となるタンパク質)」の阻害活性を持ち、従来のがん治療薬に抵抗性を示すがんに対しても効果が期待できる新規の低分子化合物の創出に成功した。
「スピオルト」、COPD患者の呼吸機能を有意に改善
公開日 : 2018.06.21 更新日 : 2021.10.06
日本ベーリンガーインゲルハイム株式会社は、VESUTO試験によって、日本人慢性閉塞性肺疾患(COPD)患者を対象に、「スピオルト(R)レスピマット(R)」(チオトロピウム/オロダテロール5/5μg)の効果を検討し、COPD患者の呼吸機能を有意に改善したと発表した。
『NF-κB活性』を阻害する低分子化合物の共同研究を開始
公開日 : 2018.06.06 更新日 : 2021.10.06
千葉大学と株式会社SEEDSUPPLYが『SWI/SNFcomplexに依存的なNF-κB活性を阻害する低分子化合物の探索』に関する共同研究契約を締結した。今後は、第三者とのさらなる共同研究も模索して行く予定。
脳卒中回復のリハビリ効果高める化合物特定、年度内に治験
公開日 : 2018.05.28 更新日 : 2021.10.06
横浜市立大と富山化学工業の共同チームが、動物実験によって、脳卒中患者のリハビリを促進する可能性がある新薬開発につながる化合物「エドネルピク・マレアート」を発見した。、ヒトの場合でも、脳卒中患者のリハビリ効果を大きく改善できることが期待される。
てんかん治療薬「カルバマゼピン」、遺伝子型検査の臨床的有用性
公開日 : 2018.05.18 更新日 : 2021.10.06
理化学研究所などの共同研究グループが、てんかん治療薬「カルバマゼピン」の使用における遺伝子型検査の有用性に関する臨床介入研究を行い、「HLA-A*31:01遺伝子型」を用いた薬理遺伝学検査の臨床的有用性を実証したと発表した。
「新規がん温熱療法」に関するオープンイノベーション研究
公開日 : 2018.05.09 更新日 : 2021.10.06
製薬会社の第一三共などが「新規がん温熱療法」に関するオープンイノベーション研究を開始した。同社が実施する創薬プロジェクト「TaNeDS(タネデス)」によるもので、新会社を設立し、3年間の共同研究を行うとしている。
がん治療の「レンビマ/キイトルーダ併用療法」、共同開発・販促で提携
公開日 : 2018.04.26 更新日 : 2021.10.06
エーザイ株式会社と米Merck社は、エーザイ創製の経口チロシンキナーゼ阻害剤「レンビマ(R)」を全世界で共同開発・販促する戦略的提携について合意し、単剤療法とMerck社の抗PD-1抗体「キイトルーダ(R)」との併用療法における、共同開発・販促を行う。
『iPS再生医療製品』の世界初の生産施設が完成
公開日 : 2018.04.16 更新日 : 2021.10.06
大日本住友製薬の他家iPS細胞由来の再生・細胞医薬品専用の商業用製造施設「再生・細胞医薬製造プラント」(SMaRT)が完成した。加齢黄斑変性、パーキンソン病、網膜色素変性、脊髄損傷の4つの疾患向けに臨床試験(治験)薬製造と初期の商用生産を行う。
日本人がん患者由来の『PDXライブラリー』の整備へ協業開始
公開日 : 2018.04.03 更新日 : 2021.10.06
株式会社LSIメディエンス、国立がん研究センター、医薬基盤・健康・栄養研究所(大阪府茨木市)の3者は協働で、「がん医療推進のための日本人がん患者由来PDXライブラリー整備事業」を3月1日から開始すると発表した。
経皮吸収型の統合失調症治療剤、2018年度中の新薬承認申請
公開日 : 2018.03.29 更新日 : 2021.10.06
久光製薬株式会社は1月31日、経皮薬物送達システム(TDDS)技術を用いて開発した経皮吸収型の統合失調症治療剤「アセナピンマレイン酸塩」の米国第3相臨床試験で主要評価項目を達成したと発表した。
独自の『きのくに電子お薬手帳』を開発、和歌山県薬剤師会
公開日 : 2018.03.20 更新日 : 2021.10.06
和歌山県薬剤師会は、独自の『きのくに電子お薬手帳』を開発し、薬局への普及に取り組んでいる。和歌山県内の医療連携システム「清州リンク」と連携したことで、調剤情報入力の手間などの課題を解決できそうだ。薬局の費用の捻出が課題となる。
パーキンソン病対象治験で良好、新規の舌下投与フィルム製剤
公開日 : 2018.03.13 更新日 : 2021.10.06
大日本住友製薬株式会社の子会社で、米国の製薬ベンチャー企業であるサノビオン・ファーマシューティカルズ・インクが、米国で開発中の舌下投与のフィルム製剤のオフ症状を伴う成人のパーキンソン病対象の治験で「総じて良好」な忍容性を示したと発表した。
「慢性便秘症治療薬」の製造販売承認を取得、エーザイなど
公開日 : 2018.03.01 更新日 : 2021.10.06
国内で1千万人以上の患者がいると推定され、高齢者では命にかかわる可能性もある便秘症。EAファーマと持田製薬は、慢性便秘症治療薬として、胆汁酸トランスポーター阻害剤「グーフィス(R)錠5mg」を共同開発し、製造販売承認を取得したと発表した。
プラチナ製剤感受性再発卵巣がんにおける維持療法としての新薬
公開日 : 2018.02.21 更新日 : 2021.10.06
ストラゼネカ株式会社は「白金系抗悪性腫瘍剤感受性の再発卵巣がんにおける維持療法」を効能・効果とした「リムパーザ(R)錠」(一般名:オラパリブ)の国内における製造販売承認を取得、厚生労働省の定める「保険外併用療養費制度」で同剤の無償提供を実施するとも発表。
新薬開発の拠点「大分大学先端医学研究所」、大分大発ベンチャー
公開日 : 2018.02.13 更新日 : 2021.10.06
大分大学発ベンチャー企業「株式会社大分大学先端医学研究所」は、タンパク質の「どこにどう結合すると治療効果が出るのか」の解析結果から化合物を設計・合成する最先端の研究手法で特許取得を目指す。エボラウイルス、がんの増殖など抑制薬、難病の特効薬の開発も期待。
汎用ヒト型ロボットの手で『創薬』を支援
公開日 : 2018.02.05 更新日 : 2021.10.06
日本医療研究開発機構などは、「研究者らの手の動き」を再現して莫大な時間・コストなどの手間がかかる『創薬』を代行する汎用ヒト型ロボット「まほろ」を使って、人手が少ない大学の創薬研究を支援する事業を開始した。
中山間地域の薬局開設「アポテカプロジェクト」、2018年度に開始
公開日 : 2018.01.24 更新日 : 2021.10.06
金沢大学と白山市、株式会社コメヤ薬局は産学連携で、高齢化が進んだ地方の中山間地域に薬局を開設し、地域住民の未病や健康維持、地域医療を支える薬剤師の養成に取り組む「アポテカプロジェクト」を2018年度にから本格的にスタートする。
『青黛』の潰瘍性大腸炎に対する有効性を実証、慶応大など
公開日 : 2018.01.16 更新日 : 2021.10.06
慶應義塾大学などの研究グループが、『青黛』の潰瘍性大腸炎の治療への有効性を実証した。しかし、自己判断で青黛を使用した潰瘍性大腸炎患者で「肺動脈性肺高血圧」を発症したことで厚労省が注意喚起を行っており、自己判断による使用は避けるべきとしている。
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