クレアチンキナーゼの高値など、女性アスリートの疲労骨折のバイオマーカー
公開日 : 2019.02.01 更新日 : 2021.10.06
慶應義塾大学の研究グループによって、日本人女性アスリートにおける疲労骨折発生のバイオマーカーとして『クレアチンキナーゼ(CK)』などの「血液・尿検体の4分子」を同定した。
従来の「テニス肘」の保存的治療、効果は限定的
公開日 : 2018.12.21 更新日 : 2021.10.06
米ハーバード大学医学大学院の研究チームによって、テニス肘の保存的治療法(ステロイドの局所注射や理学療法など)の効果を検証した結果、その効果はいずれも限定的なもので、プラセボの効果を大きくは上回らない可能性があることが分かった。
『りんごポリフェノール』で変形性膝関節症の症状悪化を抑制
公開日 : 2018.08.29 更新日 : 2021.10.06
千葉大学とアサヒグループホールディングス株式会社の共同研究によって、食品素材である『りんごポリフェノール』が、変形性膝関節症の進行を抑制することが判明した。変形性関節症の内科的治療分野における有望な食品素材として期待できる。
移植細胞によるALSの新治療に「表面移植法」
公開日 : 2018.08.21 更新日 : 2021.10.06
京都大学の研究グループが、筋萎縮性側索硬化症(ALS)の治療には、脊髄の表面に移植細胞を「表面に置くだけ」の表面移植法が、従来の治療法よりも害が少なく、より効果的である可能性が高いことを提唱した。
使用する3人に2人は「iPad首」「タブレット首」、首・肩に痛みも
公開日 : 2018.08.10 更新日 : 2021.10.06
長時間使用していると「iPad首」や「タブレット首」などと呼ばれる首・肩の痛みの原因になることが分かっているが、今回、痛みの症状の重要なリスク因子に、タブレット使用の『時間の長さ』よりも、『女性(であること)』と『使用時の姿勢』がある可能性が示された。
アスリートの「忍耐力」や「完璧主義」、摂食障害のリスク高める
公開日 : 2018.07.17 更新日 : 2021.10.06
普通の食事ができなくなる「摂食障害」。忍耐力や完璧主義も原因となり、アスリートでは一般人の2倍以上のリスクもある。
脳梗塞の後遺症で麻痺、リハビリのつらさで「うつ」にも
公開日 : 2018.06.18 更新日 : 2021.10.06
63歳の若さでお亡くなりになった歌手の西城秀樹さんは、生前に2度の脳梗塞を患っていた。脳梗塞は、身体や言葉の麻痺が残り、治療のつらさから精神的にもうつに陥りやすい。こまめな水分補給や栄養のある食事をとって。飲酒・喫煙は控えるなどでしっかり予防したい。
ひざの関節の故障、早期の機能回復が重要
公開日 : 2018.06.01 更新日 : 2021.10.06
ひざ関節の故障では「4つの靱帯」を損傷すると、十字靭帯の手術では、靭帯がくっつくまでに約半年間を擁する。正確な手術で出来る限り早く早期の機能回復が重要になってくる。
適正体重より重い人は「爪真菌症リスク」が上昇!?
公開日 : 2018.05.17 更新日 : 2021.10.06
体重が適正体重を上回ることで、爪白癬などの爪真菌症リスクが高まることが明らかになった。「爪真菌症」のリスクの低減には、適正体重を維持するか、既に過体重であるなら適正体重まで減量することが重要になることを示唆するものと言える。
下肢静脈瘤があると、「エコノミークラス症候群」の発症リスクが5倍に
公開日 : 2018.04.20 更新日 : 2021.10.06
台湾の研究グループによる報告から、中高年層に多くみられる「下肢静脈瘤」はその見た目・症状だけにとどまらず、深部静脈血栓症(DVT、いわゆる「エコノミークラス症候群」)の発症リスクが約5倍に高まることが示された
遅い就寝・週4日以上の朝練などで学生アスリートの『睡眠障害』
公開日 : 2018.04.11 更新日 : 2021.10.06
筑波大の研究グループが、学生アスリートの『睡眠障害』について分析した結果、深夜時間帯のアルバイトで「就寝時刻」が遅い、朝練で「起床時刻」が早いなどの学生アスリートは、『睡眠障害』との強い関連が認められたことが分かった。
エコノミークラス症候群、水分補給・下肢の運動で予防
公開日 : 2017.10.20 更新日 : 2021.10.06
出張や旅行などで新幹線や飛行機での長時間の移動をすると、座り続けることで「エコノミークラス症候群」を発症しやすいため、脱水状態を避けるための水分補給やトイレなどで立ち上がる、ふくらはぎなど脚の筋肉を動かすなどのじゃ下肢の運動で予防したい。
「胃がん手術」前後の運動トレーニングで術後の合併症予防か
公開日 : 2017.09.08 更新日 : 2021.06.21
胃がん手術後、サルコペニアやそれに伴う合併症に悩まされる人は多い。そんな中、2017年9月に東大病院とライザップが共同で「運動・栄養介入による胃がん周術期のサルコペニア予防効果に関するランダム化比較試験」を開始した。ここでは、胃がん術後のサルコペニアや合併症問題や同試験の詳細について解説していく。
変形性股関節症、「歩き方」と「歩数の累積負荷」により症状進行
公開日 : 2017.04.14 更新日 : 2021.10.06
京都大学の研究グループが、「歩き方」や新指標として提案した「歩数の累積負荷」が変形性股関節症(OA)の進行に影響しているという研究結果を発表した。OA進行の予防に有効なリハビリテーションの開発にも期待がかかる。
肝臓ホルモンが関与して「運動の効果」に個人差
公開日 : 2017.04.06 更新日 : 2021.10.06
肝臓の分泌ホルモンの一種「セレノプロテインP」が骨格筋に作用して、運動を行った効果を無効にする病態である「運動抵抗性」が起こっているメカニズムが明らかになった。運動の効果を高められる「運動効果増強薬」の開発などが期待される。
腰痛患者の治療、ACPの新ガイドラインはまずは薬剤を用いずに
公開日 : 2017.03.29 更新日 : 2021.10.06
米国内科学会(ACP)は、腰痛患者への治療として薬剤を用いない治療法を最初に試みるべきだとの新ガイドラインを示した。オピオイドなどの薬剤は極力避け、加温や行動改善などが有効になるという。
元NFL選手30人が外傷性脳症などの研究のため脳提供を表明
公開日 : 2017.03.22 更新日 : 2021.10.06
アメリカ・ナショナル・フットボール・リーグ(NFL)の元選手30人が、慢性外傷性脳症(CTE)の研究のため、死後に自身の脳をCTE脳バンクへ提供することを新たに表明した。同財団では、研究がCTEの予防法や治療法開発のきっかけになるとしている。
ウェア型生体センサによるリハビリ患者の24時間モニタリング実験開始
公開日 : 2017.03.13 更新日 : 2021.10.06
藤田保健衛生大学などの4者は共同で、ウェア型生体センサ「hitoe(R)」(ヒトエ)を活用した「リハビリ患者モニタリングシステム」の有効性を検証する共同実験を開始した。リハビリ分野における定量的診療データの有効性・可能性を探る取り組みになっている。
「プラセボ(偽薬)」と知って飲んでも腰痛改善
公開日 : 2017.01.25 更新日 : 2021.10.06
有効成分はないが薬の効果を事前に丁寧に説明された「プラセボ」を飲んだ慢性腰痛の患者が、「プラセボ」と知っていながら飲んでも従来の治療のみを行うよりも症状の改善が見られた。
「神経障害性疼痛」の痛みが変動するメカニズムを発見、九大
公開日 : 2016.12.19 更新日 : 2021.10.06
九大の研究グループでは、時刻により痛みが変動する「神経障害性疼痛」のメカニズムとして、概日リズムの「副腎皮質のホルモンの分泌上昇」が関連していることを突き止めた。また、このような「体内時計」の視点から病気のメカニズム解明につなげたいという。
NCNPがALS患者対象の新しい「呼吸理学療法」機器を提供開始
公開日 : 2016.12.09 更新日 : 2021.10.06
ALS患者の新呼吸理学療法向け機器が開発された。従来のリハビリでは課題であった最大強制呼気量の利用を一方向弁の活用でスムーズにしたものだ。これにより安定・継続的な呼吸ケアが高2になることが期待される。
慢性期の脊髄損傷には「細胞移植と歩行訓練リハの併用」が効果、慶応大
公開日 : 2016.10.21 更新日 : 2021.10.06
慶応大の研究グループによると、慢性期の脊髄損傷に「細胞移植とリハビリ」併用が機能回復に効果があるという。同大では今後iPS細胞を活用して神経幹細胞移植と装置型ロボットによるリハビリの臨床研究を行う方針。慢性脊髄損傷患者数は国内20万人超と言われる。
患者個々の症状に合わせた「カスタムメイド人工股関節」を共同開発
公開日 : 2016.10.06 更新日 : 2021.10.06
株式会社J・3Dは名古屋市立大学病院と共同で、「カスタムメイド人工股関節」を開発。同社の金属3Dプリンター受薬造形とX線CTの2つの技術を活用している。整形外科分野における幅広い応用が可能とされ、また同分野の個別改医療の先駆けとなるようだ。
肩こり、腰痛にお悩みの人は「筋膜リリース」を
公開日 : 2016.09.05 更新日 : 2021.10.06
肩こりや腰痛には筋肉のストレッチやマッサージなどを行うことが多いが、筋肉を包む筋膜をほぐしことでその解消につながることがあるようだ。
小学生にも多い「野球肘」、理学療法士らがチェック表を作成
公開日 : 2016.06.23 更新日 : 2021.10.06
千葉県の医師や理学療法士らでつくる「スポーツ障害予防を考える会」では、野球をやっている子どもでも発症しやすい肘の障害「野球肘」の予防を目的としたチェック表を作成した。リスクを確認し、予防意識を高める考えだ。
腱や靭帯の組織に必要な遺伝子ネットワークを発見
公開日 : 2016.04.04 更新日 : 2021.10.06
東京医科歯科大学の浅原弘嗣教授らと東京慈恵会医科大学整形外科学講座との共同研究グループが、腱や靭帯の成分であるコラーゲンやプロテオグリカンが物理的刺激によって発現する遺伝子ネットワークを解明したと発表した。この研究成果により、適度な運動が腱や靭帯の断裂などの修復にも影響すると考えられ、適度な刺激を与える運動がリハビリとしても重要であることが再確認された。
患者が理想とするリハビリとは
公開日 : 2016.03.14 更新日 : 2021.10.06
理学療法士ニュース:理学療法士などメディカルスタッフの提供するリハビリテーションと、患者の望むリハビリテーションに乖離がある可能性を考える。患者はどんなリハビリテーションを理想としているのだろうか?
バイオニックハンドとは?
公開日 : 2016.02.19 更新日 : 2021.10.06
理学療法士ニュース:バイオニックハンドとはいわゆる筋電義手の別名であるが、このほどイギリスで第一号となる事例が出た。報道によると患者は29歳の女性で、たった数週間の訓練で握手まで可能になったと言う。しかも、その後の訓練では糸通しまでできるようになったのだとか。このバイオニックハンドについて考えたい。
運動前には「動的ストレッチ」が効果的?「静的ストレッチ」との違いも解説
公開日 : 2015.11.22 更新日 : 2021.06.22
運動不足解消のために体を動かしてみようという人の中には、運動前にストレッチを行う人も多いだろう。しかし、ストレッチについては、近年、これまでの常識が見直されてきているので注意が必要だ。誤ったタイミングや方法では逆効果になる場合もあるという。今回は、運動前のストレッチについて、具体例や危険な方法を交えながら紹介していく。
脳卒中患者への早期の「在宅リハビリ」によるサポート
公開日 : 2015.11.13 更新日 : 2021.10.06
近年リハビリの在宅シフトが注目されてきた。デンマークの研究では、脳卒中患者のリハビリにおいて、通常のガイドラインよりも訪問リハの方が機能障害を軽減し、患者のQOLをより向上させた。また訪問リハの時間に比例して患者のQOLが向上する結果になった。
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