ひざの関節の故障、早期の機能回復が重要

公開日:
最終更新日:

スポーツ選手の故障で多いのが「ひざの関節」の怪我だ。

太ももの骨である「大腿(だいたい)骨」とすねの骨である「脛骨(けいこつ)」をつなぐ「ひざの関節」は、「4つの靱帯(前十字靱帯、後十字靱帯、内側側副靱帯、外側側副靱帯)」や半月板などから構成される

ひざ関節の故障で損傷する「4つの靱帯」

靭帯は、身体の動きを安定させる役割をしているが、損傷しやすい部位だ。

ひざ関節の「4つの靭帯」のうち、特に、内側側副靱帯は、運動中の接触などで損傷しやすく最もその頻度が高くなっている。また、前十字靱帯は、バスケットボールでの着地や方向転換など、「ひざのひねり」が限度を超えると切れる靭帯だ。

「4つの靭帯」の自己修復能力には違いがあり、十字靭帯は重篤化内側・外側側副靱帯は自己修復能力が比較的高く、故障しても原則手術は行わず、サポーターで2ヶ月程度固定することで元に戻る。

しかし、前十字・後十字靱帯は自己修復能力がほぼないため、手術が必要になる

十字靭帯の手術、靭帯がくっつくまでに約半年間

十字靱帯の手術では、一般的に自分のももの裏側にある腱や、ひざの正面にある腱を一部切り取り、切れた靱帯に置き換える。

大腿骨と脛骨に細い穴を開け、そこに切り取った腱を移植してチタン製のボタンなどで固定する手術が行われる。

手術によって人工的に作り直した靱帯が骨にくっつくまでに約半年間かかる。また、しっかりくっついていないと靭帯が再び切れてしまうおそれもある。

前十字靱帯などの手術後のスケジュールとしては、翌日からひざをゆっくり動かすリハビリから始め、10日ほどで退院する。

スポーツ選手の場合、約2ヶ月でジョギングを始め、5~6ヶ月で基本的な練習、8ヶ月程度で競技復帰するのが一般的な流れだ。

早期の機能回復が重要に

複数の靱帯が切れた場合や、動脈・神経なども含めて損傷したなどの大怪我の場合では、足を壊死(えし)させないためのバイパス手術で血流を取り戻すことを最優先し、続いてひざの手術をするケースもある。 2カ月 しかし、一般的には神経や骨折、靭帯などの損傷については、手術で出来る限り早く、機能を回復させることが重要になる

脂肪細胞の糖取り込みに対する「SDF-1」の作用を解析

同研究グループでは、今回の研究成果によって、「SDF-1」シグナルを阻害することで脂肪細胞のインスリン感受性を増強させるメカニズムを応用すること、肥満2型糖尿病の治療につながることが期待されるとしている。

公開日 :2018.06.01 更新日 :2021.10.06

理学療法士の新着求人情報

  • 《インセンティブあり・土日休み》首里城公園入口のバス停より徒・・・

    GladLife株式会社 りゅうたん訪問看護ステーション

    月給 240,000円~ ・・・

    沖縄県那覇市

    訪問リハビリ/慢性疾患/難病リハビリ/小児リハビリ/カンファレンス/担当者会議/土日休み

     
  • 《年休118日・時間外は月10時間以内》東大宮駅より徒歩5分・・・

    医療法人社団幸祥会 東整形外科

    年俸制 3,240,000・・・

    埼玉県さいたま市

    整形外科/リハビリ/運動器/脳血管リハ/理学療法士/時間外月10時間/年間休日118日

     
  • 《土日祝休・年休122日》JR内房線の保田駅より徒歩5分の病・・・

    医療法人財団 鋸南きさらぎ会 鋸南病院

    月給 215,000円~3・・・

    千葉県鋸南町

    病院/理学療法士業務/リハビリ/週休2日/土日祝休

     

LINE公式アカウント

LINEにて情報配信中!あなたの転職活動をLINEでもサポート。エージェントへ気軽に相談や質問が可能です。

我々は「入職後の活躍」を見据えて、組織にフィットする方々をご紹介しています。
コメディカルのマッチングでは、10年以上の実績がございます。積み上げたノウハウを活かして、採用をサポートいたします。