「iPhoneアプリ」の治験支援システム、NEC製音声認識ソリューション
公開日 : 2018.05.21 更新日 : 2021.10.06
シミックホールディングス株式会社は、「iPhoneアプリ」による治験支援システムに、日本電気株式会社(NEC)の音声認識ソリューションを導入したと発表した。治験データにおける大量のデータ入力・再確認の効率化の課題を解決し、質を向上することが期待される。
5種類の投影モードを標準搭載した『静脈可視装置』を新発売
公開日 : 2018.05.11 更新日 : 2021.10.06
テルモ株式会社が医療機関向けに『静脈可視装置ベインビュア』を販売開始した。『深さ10mm』までの静脈を皮膚に投影し、臨床現場での使いやすさにも配慮し、充電式バッテリーを採用している。
帝人が「次世代型補助人工心臓」開発の国内ベンチャー買収
公開日 : 2018.05.02 更新日 : 2021.10.06
繊維大手の帝人は、体外式補助人工心臓の開発を手掛ける国内医療機器ベンチャーのメドテックハート株式会社を買収すると発表した。同社は、医療機器事業の拡大に積極的で、心不全治療のプレゼンス強化、医療機器の欧州への事業展開、既存事業とのシナジー効果などを図る。
ロボットスーツ『HAL』で歩行困難な子どもを支援
公開日 : 2018.04.18 更新日 : 2021.10.06
筑波大発のベンチャー企業サイバーダインと米保険会社の日本法人AIGジャパン・ホールディングスは、神奈川県在住・在学者を対象に、サイバーダイン社が開発したロボットスーツ「HAL」(ハル)を使って歩行困難な子どもを支援する事業を開始した。
背骨固定の「新ネジ」を開発、薬事承認取得
公開日 : 2018.04.09 更新日 : 2021.10.06
福島県立医科大学などは、高齢者に多い『腰部脊柱管狭窄症』などの背骨の病気の治療に使う脊椎固定スクリュー(背骨固定用のネジ)を開発し、国内で製造販売するための薬事承認を受けたと発表した。
難病の脊髄性筋萎縮症(SMA)の動作解析システム、岐阜大
公開日 : 2018.02.20 更新日 : 2021.10.06
岐阜大学の研究グループが、全身の筋力が低下する難病「脊髄性筋萎縮症(SMA)」の患者の動作を、「モーションキャプチャ」を活用し、3次元で解析する方法を新開発。測定の誤差を0.1㎜まで縮小し、治療薬の服用効果が数値で分析できる。
インスリン治療に活用する「人工膵臓デバイス」を開発
公開日 : 2018.01.26 更新日 : 2021.10.06
東京医科歯科大学は、世界初のエレクトロニクスフリーかつタンパク質フリーなアプローチによる人工膵臓デバイスを開発し、糖尿病モデルマウスでの医学的機能実証に成功。今後は、臨床応用へ向けた開発的研究が期待される。
脳・心磁場計測用の「TMR素子生体磁気センサ」を開発
公開日 : 2018.01.17 更新日 : 2021.10.06
東北大学などの共同研究グループは、室温で簡便に動作する、高感度かつ高分解能の「トンネル磁気抵抗(TMR)素子生体磁気センサ」を開発し、脳磁図の検出(α波)に成功したと発表した。虚血性心疾患・不整脈などの心疾患診断、ウェアラブル化などへの応用が期待される。
活性酸素除去機能付きの「タンパク質マイクロマシン」を開発
公開日 : 2017.12.22 更新日 : 2021.10.06
産総研では、3種類のタンパク質で構成され、活性酸素を除去できる高機能なマイクロメートルスケールの『タンパク質マイクロマシン』を開発。潰瘍性大腸炎やクローン病などの炎症性疾患治療やバイオセンサー、ウェアラブルデバイスなどのデバイス開発へ応用が期待される。
「耳介後部ケーブル」による国内初の補助人工心臓装置
公開日 : 2017.12.14 更新日 : 2021.10.06
大阪大学の研究グループが、心臓移植・Destination Therapy治験(DT治験)の対象外である患者に対して、耳介後部型補助人工心臓の装着に成功し、無事自宅退院となることを発表した。今後は国内承認を目指し、多くの重症心不全患者のQOL向上に寄与したいとしている。
ペン型装置「MasSpec Pen」、わずか10秒でがんを検出
公開日 : 2017.10.27 更新日 : 2021.10.06
手術中にがんが疑われる組織に当てるだけで、わずか10秒ほどでがんかどうかを特定できるペン型の装置「MasSpec Pen」。実用化までに数年はかかる見込みだが、手術室で利用できれば、簡便さと精度を兼ね備えたがん検出装置として治療に大きなメリットになりそうだ。
緩和ケア病棟での「機械浴」、入院患者の『状態不安指数』を低下
公開日 : 2017.10.19 更新日 : 2021.10.06
京都府立医科大学の研究グループによって、緩和ケア病棟の入院患者に対する機械浴について科学的検証を行った結果、生理学的に循環動態に大きな変動がなく、心理学的に不安低下・リラックスした状態になる影響を及ぼす安全・安楽な看護ケアであることが示唆された。
メドトロニック社、キングスカイフロントに医療従事者向けトレーニング施設開設
公開日 : 2017.10.11 更新日 : 2021.10.06
日本メドトロニック株式会社などの3社は、川崎市臨海部の国際戦略拠点「キングスカイフロント」内に医療従事者向けトレーニング施設「メドトロニック イノベーションセンター」を9月1日にオープンした。
超音波で家族性高コレステロール血症「FH」を診断・評価
公開日 : 2017.09.26 更新日 : 2021.10.06
国立循環器病研究センターなどの共同研究チームが、家族性高コレステロール血症(FH)の診断基準である「アキレス腱の厚さ」を、超音波によって評価可能であることを明らかにした。FHの診断率の向上・早期治療開始が可能になることが期待される。
大腸がんを切らずにリアルタイムで組織診断
公開日 : 2017.09.15 更新日 : 2021.10.06
大阪大学の研究グループが、固定・染色などの工程を行うことなく、生きた組織のままで大腸がんをリアルタイムで発見する『切らない組織診断』を開発したと発表した。内視鏡など医療機器に応用することで患者の負担が少ないがん診断の実現が期待される。
『医療用チャットサービス』が遠隔診療に対応
公開日 : 2017.09.05 更新日 : 2021.10.06
医療プラットフォーム事業を展開する株式会社シェアメディカルは同社の医療用チャットサービス「メディライン」が遠隔診療にも対応できるよう機能を実装したことを発表した。遠隔診療以外にも、有料医療相談などのような使い方も出来るようにする。
皮膚貼り付け型の『ナノメッシュセンサー電極』を開発
公開日 : 2017.08.31 更新日 : 2021.10.06
東京大学と理化学研究所、慶應義塾大学などの共同研究グループが1週間皮膚に貼り続けても明らかな炎症反応がなく、装着感のない、軽量で極薄のナノメッシュ電極の開発に成功した。
受診者が「調整可能」な次世代型マンモグラフィ装置
公開日 : 2017.08.24 更新日 : 2021.10.06
医用画像診断装置を手掛けるGEヘルスケア・ジャパン株式会社は、次世代型マンモグラフィ装置「Senographe Pristina(TM)」にオプション搭載可能な自己圧迫機能「Self-Compression」を同日より販売開始すると発表した。検査の満足度向上、積極的な受診参加が期待される。
大腸内視鏡検査でAI活用、見逃し回避に
公開日 : 2017.08.16 更新日 : 2021.10.06
国立がん研究センターと日本電気株式会社(NEC)は、人工知能(AI)の活用によって、内視鏡検査時に大腸がん・前がん病変(大腸腫瘍性ポリープ)をリアルタイムで発見する新システムの開発に成功したと発表した。
ポケットに入る超音波診断装置「Vscan Extend」を発売、GE社
公開日 : 2017.08.08 更新日 : 2021.10.06
GEヘルスケア・ジャパン株式会社は、2010年に発売開始した同社の超音波診断装置「Vscan」シリーズ最新モデルで、『最速1秒』で起動し、『残尿量計測アプリ』などを標準搭載する「Vscan Extend」を発売する。
がん遺伝子解析に次世代シークエンシングの「AVENIO」シリーズ発売
公開日 : 2017.06.27 更新日 : 2021.10.06
近年、血液などの体液サンプルを使用して診断・治療効果予測を効果的に行う「リキッドバイオプシー(liquid biopsy)」が注目されている。ロシュ・ダイアグノスティックス株式会社はシークエンシングソリューションの新ブランド「AVENIO」の展開で、リキッドバイオプシーによるがん遺伝子解析システム「AVENIO ctDNA Analysis システム」(研究用)を発売した。
骨・歯の主成分『ナノアパタイト』による生体組織用接着材
公開日 : 2017.06.16 更新日 : 2021.10.06
従来外科手術で使用される縫合糸の「フィブリン系接着剤」は、生体親和性には優れるが接着の強さでは問題があった。岡山大学では骨・歯の主成分「アパタイト」を基に高い接着強度も備える新タイプの生体組織接着材の開発に成功したことを発表した。
『導電性プラスチック』でインフルエンザウイルスを検出
公開日 : 2017.06.02 更新日 : 2021.10.06
迅速・高精度にヒトインフルエンザウイルスの型を判別する、導電性高分子が開発された。機能性プラスチック『導電性高分子(PEDOT)』により、電気的インフルエンザウイルス検出での「その場診断」が可能になり、ウェアラブルセンサーなどへの応用も期待される。
医療用サンプルのドローン輸送、スイス国営郵便が2018年開始
公開日 : 2017.05.29 更新日 : 2021.10.06
スイス国営郵便会社Swiss Post社などが取り組んでいた医療用のドローン輸送がスイス連邦民間航空局(FOCA)に許可された。2018年から本格的に実施される。国内では、浜松市内で病院と診療所間をドローンで医薬品を運搬する実証実験が今年5月に行われる予定だ。
「便検体」と「尿検体」を1台で、腎疾患・大腸がんを早期発見
公開日 : 2017.05.23 更新日 : 2021.10.06
アルフレッサ社とアークレイ社は共同で、医療機関向けの「全自動便尿分析装置AA01」と便潜血検査試薬、尿定量検査試薬の共同販売を開始すると発表した。腎疾患・大腸がんの早期発見 のために小型化された装置1台で「尿定量検査」と「便潜血検査」の迅速測定が可能。
KTN光スキャナー組み込みの硬性内視鏡で生体組織を3次元イメージング
公開日 : 2017.05.16 更新日 : 2021.10.06
NEDOなどでは、KTN結晶を用いた光スキャナー(KTN光スキャナー)を硬性内視鏡に組み込み、リアルタイムで生体組織の3次元イメージングを行うことに成功した。低侵襲な診断・治療への実用化が期待される。
家電メーカー・フィリップス社が血管撮影装置「Azurion」を販売開始
公開日 : 2017.05.08 更新日 : 2021.10.06
照明や小物家電を扱う「家電のフィリップス」が虚血性心疾患等のカテーテル治療時などで使用される血管撮影装置「Azurion」(アズリオン)を3月22日に販売開始した。パーソナルヘルス・ヘルス事業の強化による「ヘルステックのフィリッス」を目指す。
医療現場手術用ガウン「セルフガウン」が実用化
公開日 : 2017.04.18 更新日 : 2021.10.06
大阪大学、大衛株式会社、トクセン工業株式会社の共同研究グループが、医療従事者自身で着脱が可能な手術用ガウン「セルフガウン」を共同開発、実用化したと発表した。4月10日に商品化予定。
がんが治療抵抗性を持つようになるメカニズムを発見
公開日 : 2017.04.17 更新日 : 2021.10.06
肝がん(肝細胞がん)における生体内での抗血管新生剤に対するがんの治療抵抗性獲得時のがん細胞遺伝子のエピゲノム変化のメカニズムが世界で初めて解明された。今後はこのエピゲノム変化の制御による薬剤耐性化阻止などの新しい治療法の開発も期待される。
『バイオ3Dプリンター』による神経再生技術を開発
公開日 : 2017.04.11 更新日 : 2021.10.06
神経麻痺や筋力低下のほか、損傷の程度や部位によって様々な症状が現れる「末梢神経損傷」の新治療法として、『バイオ3Dプリンター』を活用した神経再生技術が世界で初めて開発された。
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