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照明や小物家電を主に扱う株式会社フィリップスエレクトロニクスジャパン(本社:東京都港区、堤浩幸社長)では、虚血性心疾患等のカテーテル治療時などで使用される血管撮影装置「Azurion」(アズリオン)を3月22日に販売開始した。
同社では、人口増加や高齢化、生活習慣病などの増加を背景としてヘルステックを推し進める「ヘルステック戦略」を掲げており、「家電のフィリップス」から「ヘルステックのフィリップス」に路線を変更し、ICTを活用した健康管理技術におけるトップ企業を目指すとしている。
「ヘルステック」とは、ヘルスとテクノロジーをかけ合わせた造語で、近年、スマートフォンアプリやクラウドサービスなどで、手軽にダイエットや健康管理ができる技術が話題になっている。
さらに国内では2015年12月からストレスチェックの義務化がスタートするなどヘルスケア分野の注目度が高まり始めているが、世界ではすでに医療系のスタートアップ企業(ベンチャー企業)は急成長しており、米国のヘルステック市場ではベンチャー企業への投資額が50億ドル規模とも言われる。
同社では、2012年にはTV事業、2014年には音響事業を次々と売却しており、事業ポートフォリオは年々変化していた。2016年度では、同社の売上のほとんど(98%)がパーソナルヘルス事業とヘルスケア事業で占められている。
日本国内において同社が扱うヘルステックビジネスは大きく、画像診断装置・カテーテル治療器具などの「診断・治療」、生体情報モニタ・非侵襲人工呼吸器といった「コネクテッドヘルスケア(健康管理のためのICTシステム運用)・ヘルスインファマティクス(健康情報科学)」、電動歯ブラシや睡眠・呼吸ケアなどの「パーソナルヘルス」の3つのヘルステックビジネスを強化している。
今回、同社から販売が開始された「Azurion」は、新たに開発した運用システムにより、他社製の周辺機器などにも対応して機器情報をまとめて1つのパネルで表示することが出来る血管撮影装置。
また、同製品で画像を撮影している最中でも、操作室において別作業が出来る。その他、手技を要した事前準備の時間を短縮化させていたり、セットアップ段階で想定されるエラーリスクも低減している。
同社によると、同システムの希望販売価格は4億円(税込)。国内初年度の販売台数は約20台を見込んでいる。
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