世界初のデジタルメディスン「エビリファイマイサイト」、FDAが承認
公開日 : 2017.12.28 更新日 : 2021.10.06
大塚製薬株式会社と米プロテウス・デジタル・ヘルス社が、成人の統合失調症、双極性障害1型の躁病などに適応する、世界初のデジタルメディスン「エビリファイ マイサイト」の承認を米国FDAから取得したことを発表した。
製薬会社3社で「ドラッグリポジショニング」の取り組みへ
公開日 : 2017.11.29 更新日 : 2021.10.06
国内製薬会社のアステラス製薬株式会社などの3社は、日本発創薬への取り組みとして、「ドラッグリポジショニング化合物ライブリー」を用いた疾患治療薬の探索プログラム「JOINUS」(Joint Open INnovation of drUg repositioning)を新たに共同実施すると発表した。
ALS薬開発に「せりか基金」、人気漫画「宇宙兄弟」にちなんで設立
公開日 : 2017.11.14 更新日 : 2021.10.06
人気漫画「宇宙兄弟」の登場人物にちなんで設立されたチャリティプロジェクト「せりか基金」では、A LSの治療法・原因究明につながる研究などの資金援助を行う「せりか基金」賞の公募を9月25日から開始した。ALSをいつか治る病気とするための取り組みに注目したい。
希少がんの産学共同での研究開発「MASTERKEYプロジェクト」
公開日 : 2017.09.27 更新日 : 2021.10.06
国立がん研究センター中央病院と11社の製薬企業が、希少がんの研究開発・ゲノム医療を産学共同で推進し、レジストリ研究・新しい手法の臨床試験を実施する「MASTER KEY プロジェクト」を開始。
骨粗鬆症の治療薬が神経因性疼痛などを改善
公開日 : 2017.08.28 更新日 : 2021.10.06
岡山大学などの共同研究グループが、骨粗鬆症治療薬「クロドロン酸」が小胞型ヌクレオチドトランスポーター(VNUT)を阻害することで神経因性疼痛や炎症性疼痛、慢性炎症を改善できることを明らかにした。
『前立腺肥大症』の治療薬、2型糖尿病・心疾患・脳卒中リスクを上昇か
公開日 : 2021.06.04 更新日 : 2021.10.06
米ボストン大学の研究グループ(医学部泌尿器科)による小規模研究で前立腺肥大症のホルモン系治療薬「デュタステリド」が、2型糖尿病・心疾患・脳卒中のリスクを増大させる可能性があることが示唆された。
NHK番組「ガッテン!」での「糖尿病に睡眠薬」で波紋
公開日 : 2017.08.09 更新日 : 2021.10.06
今年2月に放映されたNHK番組「ガッテン!」で、睡眠薬「ベルソムラ」の適応外処方を推奨するかのような内容が放映され、番組を見た患者が医師に処方変更を求めるケースや、その要望に応えてもらえなかった患者の精神状態が不安定になるなどが起きていたことが分かった。
がん治療薬、「組換え抗体分子」で簡便なスクリーニング手法を開発
公開日 : 2017.07.31 更新日 : 2021.10.06
東北大学の研究グループが、がん細胞に対して効果的に傷害し、治療薬として有望な組み換え抗体分子を簡便にスクリーニングする手法の開発に成功した。今後は「組換え型がん治療抗体」のさらなる開発の進展も期待できる。
『ゲノム・オミックス』で個別化医療の推進体制スタート
公開日 : 2017.07.21 更新日 : 2021.10.06
東北大学病院では、患者の「ゲノム・オミックス」の解析・診療情報の活用による「個別化医療」を推進する取り組みを開始した。がんゲノム医療の推進によるがん死亡率の低下を実現するための「がんゲノム医療中核拠点病院(仮称)」の指定を受ける体制整備を進める。
ジェネリック医薬品へ切り替え、約7割の薬剤師が再提案
公開日 : 2017.07.06 更新日 : 2021.10.06
「AG/GEについての現場調査」における薬剤師からの回答(薬剤師向けコミュニティサイト「ココヤク」内で実施された意識調査)では、患者に切り替えを提案する薬剤師が多い一方で、患者や薬剤師自身の理解度は低いと感じていることが分かった。
独自の取り組みを行う薬局を表彰、「みんなで選ぶ薬局アワード」
公開日 : 2017.05.31 更新日 : 2021.10.06
全国の薬局から創意工夫した取り組みによって「積極的な役割」を果たす薬局を表彰する「みんなで選ぶ薬局アワード」の第1回が開催された。スタッフの夢実現や薬局常駐の管理栄養士などによる取り組みが紹介されている。
パーキンソン病治療剤「safinamide」のライセンス契約
公開日 : 2017.05.24 更新日 : 2021.10.06
Meiji Seikaファルマ社とエーザイ社は、Meiji Seikaファルマ社が国内で臨床開発を行っているパーキンソン病治療剤「safinamide(サフィナミド)」について、日本とアジアにおける商業化に関するライセンス契約を締結した。レボドパ併用下で治療効果継続が確認されている。
がん免疫領域での創薬提携契約、小野薬品とスイス・Numab社
公開日 : 2017.05.18 更新日 : 2021.10.06
小野薬品はスイス・Numab Therapeutics AG 社と、がん免疫領域での『多重特異性抗体』の創製を目的とした創薬提携契約・オプション契約を締結したと発表した。創製する多重特異性抗体が、がん患者への希望を与えると期待を寄せている。
糖尿病の内服薬「SGLT2阻害薬」で脂肪萎縮性糖尿病が明らかに改善
公開日 : 2017.05.10 更新日 : 2021.10.06
東北大学の研究グループが糖尿病の内服薬・「SGLT2阻害薬」によって難病指定の脂肪萎縮性糖尿病が著明に改善したことを明らかにしたとする研究結果を発表した。今後は同治療が脂肪萎縮性糖尿病の有望な治療選択肢の1つになるとしている。
IPF治療薬『ピルフェニドン』、NASH予防・治療薬として適応拡大か
公開日 : 2017.04.26 更新日 : 2021.10.06
東京医科歯科大学、名古屋大学、国立成育医療研究センターによる共同研究で、既存薬剤の「ピルフェニドン」がマウスの非アルコール性脂肪肝炎(NASH)を著しく抑制したと発表した。NASH予防・治療薬としての適応拡大の可能性にも期待がかかる。
難治性の高血圧、服薬管理できている患者は2割
公開日 : 2017.04.19 更新日 : 2021.10.06
オランダ国内で実施された研究で高血圧治療を受け、コントロールが難しい高血圧を持っている患者のうち、治療に必要な薬剤を飲んでいるのはわずか約2割に留まることが分かった。服薬遵守の重要性から医師との話し合いも重要になるとしている。
大塚製薬の子会社がADHD治療薬を保有するバイオベンチャーを買収
公開日 : 2017.04.13 更新日 : 2021.10.06
大塚製薬株式会社の100%子会社・大塚アメリカインクが、開発中の成人・小児向けのADHD治療薬「センタナファジン」を保有するバイオベンチャーNeurovance, Inc.を完全子会社化に合意したと発表。中枢神経領域のポートフォリオ拡大を図る。
希少疾患「周期性発熱症候群」にノバルティスが新治療薬
公開日 : 2017.03.30 更新日 : 2021.10.06
バルティスファーマ株式会社の「イラリス(R)」が周期性発熱症候群のうち「既存治療で効果不十分な家族性地中海熱(FMF)」「TNF受容体関連周期性症候群(TRAPS)」「メバロン酸キナーゼ欠損症(MKD)」の治療薬としての効能追加が適応になった。
認知症と症状が類似した「肝性脳症」、あすか製薬が新治療薬発売
公開日 : 2017.03.21 更新日 : 2021.10.06
あすか製薬株式会社では『肝性脳症』における高アンモニア血症改善を効能・効果とする難吸収性抗菌薬「リフキシマ」(一般名:リファキシミン)を発売した。肝障害による合併症・『肝性脳症』は認知症やうつ病の『認知機能低下』と症状が類似し、国内患者数は推計3万人。
C型肝炎治療薬「ハーボニー配合錠」の偽造品が流通
公開日 : 2017.03.08 更新日 : 2021.10.06
奈良県の薬局でC型肝炎治療薬ハーボニーの偽造品が流通・調剤されていた問題で、流通経路は個人から東京・大阪の「現金問屋」を複数社経由して薬局に納入されていたことが分かった。 患者にも偽造品1本が調剤されていたが、健康被害は出ていないという。
服薬管理カレンダーを開発、在宅医療での実証試験開始へ-神戸大ら
公開日 : 2017.03.01 更新日 : 2021.10.06
神戸大学医学部附属病院、株式会社アインホールディングス、大日本印刷株式会社の3者は共同で、在宅医療中の患者向けの「服薬管理カレンダー」を開発して、今後エビデンス構築のために実証試験を開始すると発表した。
「セルフメディケーション税制」がスタート
公開日 : 2017.02.23 更新日 : 2021.10.06
「スイッチOTC医薬品」を対象にした医療費控除の「セルフメディケーション税制」が今年1月にスタートした。1万2000円以上の購入が控除対象になり、1555品目のスイッチOTCが対象で30代では6割近くが「利用したい」としている。
高コレステロール血症治療の「PCSK9阻害薬」の登場
公開日 : 2017.02.09 更新日 : 2021.10.06
高コレステロール血症の領域で、従来の治療薬では効果がない、家族性高コレステロール血症などへの効果が期待される「PCSK9阻害剤」の国内での販売承認が続いている。さらに次世代の「PCSK9阻害剤」とも言われる注射薬もアメリカで発表された。
ヤンセンファーマ社がHIV感染症治療の新配合錠を販売へ
公開日 : 2017.02.07 更新日 : 2021.10.06
ヤンセンファーマ社が新しい抗HIV治療薬のプレジコビックス配合錠」の国内製造販売承認を取得した。同剤はARTにおける国内におけるキードラックとブースターの配合錠になっている。
高額抗がん剤「オプジーボ」、特例で今年2月に半額に値下げ
公開日 : 2017.02.01 更新日 : 2021.10.06
高額抗がん剤「オプジーボ」の価格が今年2月に半額に引き下げられることが決まった。薬価は一定の基準に通常2年1回の引き下げが行われるが、今回は販売額の急増による特例での引き下げになる。
乳がん治療の新規分子標的薬の製造販売承認申請へ、ファイザー社
公開日 : 2017.01.10 更新日 : 2021.10.06
ファイザー社が手術不能や再発の対象になる乳がんの治療薬「パルボシクリブ(CDK4/6阻害剤)」の製造販売承認を申請したと発表した。アメリカでは4万人以上の乳がん患者が使う分子標的薬だ。
米ファイザー社の腎細胞がん(RCC)の術後補助治療薬、無病生存期間が1年以上延長
公開日 : 2016.12.16 更新日 : 2021.10.06
米・ファイザー社がRCC(腎細胞がん)の術後補助療法治療薬の第3相試験の結果をまとめた。RCCの高再発リスク患者で無病生存期間が1年以上延長したが、副作用が確認されているためこの結果をもとに今後の検証方針を改めて決めていく。
漢方や生薬などの「薬用作物」、国内産地化へ地域相談会を開催
公開日 : 2016.11.29 更新日 : 2021.10.06
漢方や生薬などの原材料である「薬用作物」の国内での安定供給に向けて、各地で地域相談会が開催されている。4回目となる今年は、生産希望者の相談を受けながら、実需者とのマッチングを深める。
「オートファジー」に着目した創薬開発が加速
公開日 : 2016.11.28 更新日 : 2021.10.06
ノーベル医学生理学賞を受賞した大隅良典氏の研究対象である「オートファジー」は、がんなどの治療薬開発に向けても研究や新薬開発が進められている。また、その研究支援を行うバイオ研究用試薬や検査用具などのサービスを手掛ける企業の台頭も注目だ。
iPS活用の難病研究で新薬候補物質を発見
公開日 : 2016.11.11 更新日 : 2021.10.06
iPS細胞を活用した創薬研究により、6つの難病疾患に対する新薬候補物質が見つかった。いずれも既存の医薬品で今後治験を進めることでその効果を確認する。しかし、資金面が課題で医師主導で治験を進める中で既存薬の適用拡大を求める形になりそうだ。
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