末梢血幹細胞移植の規制緩和でどう変わる?
公開日 : 2016.02.24 更新日 : 2021.10.06
厚生労働省の専門家委員会が進めている「末梢血幹細胞移植の規制緩和」が適用された場合、その手術に携わる臨床工学技士のニーズが高まることが予想される。末梢血幹細胞移植の基本的な情報について、この機会にあらためて確認しておこう。
血液透析領域で国際展開、東九州メディカルバレー構想特区
公開日 : 2016.02.02 更新日 : 2021.10.06
透析領域の医療機器の国内トップレベルの生産拠点でああり、医療分野に特徴のある大学も点在している大分・宮崎の両県では「東九州メディカルバレー構想特区」として、血液透析を中心にして医療技術の発展途上であるアジア圏への貢献を目指している。
血液製剤の不正がもたらす影響
公開日 : 2016.01.26 更新日 : 2021.10.06
臨床工学技士ニュース:血液製剤の不正は臨床工学技士の業務にも影響をもたらすと考えられる。なぜなら、患者の命を支える人工透析でも用いられるからだ。この問題に対して臨床工学技士に何が出来るのか考えたい。
臨床工学技士ニュース:日本の透析医療、世界へ。
公開日 : 2016.01.21 更新日 : 2021.10.06
日本の血液透析技術は世界のトップレベルに磨き上げられている。東九州メディカルバレー構想特区の計画など、さらに先へ進もうとしている状況だ。しかし、透析関連の療法が進化する中でも臨床工学技士の就業の機会は十分ではない。積極的に病と闘う療法の存在を一般に周知する努力が必要だ。
ALS患者ら向けのロボットスーツが国内発売へ
公開日 : 2016.01.08 更新日 : 2021.10.06
筑波大発のベンチャー企業が開発した難病向けのロボットスーツ「HAL医療用」(下肢タイプ)が薬事承認を得られそうだ。11月の専門部会で了承を得た。すでに福祉用タイプや腰タイプが施設利用者や介護スタッフのために全国の介護・福祉施設に導入されている。
自覚症状のないサイレントキラーの1つ「慢性腎臓病」
公開日 : 2015.12.07 更新日 : 2021.10.06
「慢性腎臓病」は成人のおよそ8人に1人が発症し、突然に心筋梗塞や脳梗塞を引き起こすサイレントキラーで「新国民病」とも言われる。専門医が不足し、症状の進行が進むことが多く、早期発見・早期治療に向けてかかりつけ医と専門医の連携がスタートしている。
臨床工学技士に注目!ウェアラブル端末で遠隔医療発展
公開日 : 2015.11.27 更新日 : 2021.10.06
臨床工学技士は病院内で医療機器の管理をする仕事です。近年遠隔医療が注目を浴びていますが、ウェアラブル端末を用いた技術で、遠隔医療が大きく発展する可能性があります。それにともない、端末を操る臨床工学技士の存在感が非常に大きくなってきています。
熱帯感染症の特効薬開発でノーベル医学・生理学賞受賞
公開日 : 2015.11.26 更新日 : 2021.10.06
ノーベル医学生理学賞に北里大・大村智氏が選ばれた。アメリカや中南米などで流行る熱帯感染症の特効薬開発で年間3億人の命を救うもとになった抗生物質の研究が評価された。その独創性と留学先のアメリカで学んだ産学連携による研究体制強化を地道に続けてきた。
JJ社、医療従事者向けトレーニング施設「TSC」開設1年
公開日 : 2015.11.20 更新日 : 2021.10.06
ジョンソン・エンド・ジョンソン社は、京浜臨海部ライフイノベーション国際戦略総合特区の殿町国際戦略拠点「キングスカイフロント」に昨年新設した医療従事者向けトレーニング施設「東京サイエンスセンター(TSC)」の来場者が2万2,000人を超えたと発表した。
神戸大病院で使い捨てのカテーテル再使用
公開日 : 2015.10.27 更新日 : 2021.10.06
神戸大医学部附属病院が2010年度以降、患者300人以上に対して、使い捨てのカテーテルを再使用していたことを7月に謝罪した問題。病院の調査によると、循環器内科の不整脈治療で使う、再使用が禁止されている電極付きカテーテルなどが滅菌処理された状態で再使用されていた。カテーテルは1本あたり約20万円で、一定の本数を超えて治療する場合、診療報酬が受けられないため病院の費用負担となり、担当医の判断で使い回していたという。厚労省では、今後同様の使い回しによる感染を防ぐため、「医療機器の添付文書で指定された使用方法を順守する」ように医療機関への指導を求めるなどとする通知を各都道府県に出した。同省では、平成16年に、ペースメーカーや人工弁などの単回使用医療機器について「再使用しないなどの措置をとる」とする通知を出しており、同様の通知はこれまでで3回目となる。同病院では、今回の問題に対応する緊急の問い合わせ窓口を設置し、郵送で説明書類を発送している。まだ健康被害は確認されていないが、2010年度以前についても調査するとともに、必要な場合は感染症検査の費用を負担するとしている。
臨床工学技士が「透析難民」を救う支援システムを開発
公開日 : 2015.10.08 更新日 : 2021.10.06
災害時に人工透析を受けられない慢性腎不全患者、いわゆる「透析難民」。東日本大震災時にも大きな問題になった。南海トラフ巨大地震などの大規模災害でも同じような問題が起きる可能性は高い。大阪、兵庫、和歌山の3府県では、巨大地震発生時に避難する透析患者が仮に10分の1と想定しても約3,900人の支援が必要と推定される。大阪府泉南市で透析治療を行う泉南新家クリニックでは、東日本大震災をきっかけに、災害時に他の医療機関に患者情報をいち早く提供できる透析業務支援システムを勤務する臨床工学技士が独自開発している。患者自身が携帯電話でクリニックからメール送信された情報を持ち歩けるため、災害時でもスムーズな透析につながる。院内ではタブレット端末を使って操作が可能で、IT化が遅れる透析医療の現場の業務の効率化も図った。同クリニックではシステムを無償提供し、3府県で11病院が導入した。関西圏でネットワーク化することで広域大災害時にも助かる命を増やせると、災害リスク軽減に備え、今後も導入を進めていく。
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