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ジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社メディカルカンパニー(本社:東京都千代田区)は9月3日、同社が昨年8月に開設した医療従事者向けのトレーニング施設「東京サイエンスセンター(TSC)」の来場者が、2万2,000人を突破したと発表した(2015年7月末時点)。
開設1年間で、当初見込んでいた1万人超を大きく上回る利用者数となった。
この背景には、近年、患者の負担が少ない内視鏡外科手術が普及し、内視鏡手術向けの医療機器やトレーニングに関心を持つ医療従事者の増加があるとしている。
今年8月6日に1周年を迎えたTSCは、京浜臨海部ライフイノベーション国際戦略総合特区の殿町国際戦略拠点「キングスカイフロント」(川崎市川崎区殿町)に位置し、低侵襲の外科手術シミュレーション装置、心臓・血管系疾患治療・筋骨格系治療トレーニングのシミュレーター、遠隔映像カンファレンスシステムなど、先進的な医療設備を備えた医療従事者向けの研究・トレーニング施設になっている。
これまで予想を上回る来場者になっているが、来場した医療従事者の中には、医師の他、看護師などのコメディカルも3割弱を占めた。
複雑化、高度化している最先端医療機器を使用する昨今の医療現場では、医師とコメディカルの連携が不可欠になっており、総合的な医療を実践する「チーム医療」の重要性が叫ばれている。
同施設は、そのためのトレーニングや学びの機会として、医療従事者のニーズに応える施設だ。
患者の体内を内視鏡で観察することで、メスで大きく切開することなく行う内視鏡外科手術。
近年注目される手術で、2013年ではその症例数が18万件に上り、ここ10年間で約3倍に増加している。
一般的に内視鏡手術は、開腹手術より難度が高いとされ、その中でも腹腔鏡手術では、特定機能病院の群馬大学病院(前橋市)で昨秋、肝臓の腹腔鏡手術を受けた患者8人が相次いで死亡した問題なども起きており、安全で適切な身に付けるトレーニングの需要が高まっている。
TSCでは、腹腔鏡・胸腔鏡向けプログラムを用意し、国内企業と共同開発した精巧な模擬臓器も備え、実臨床さながらのトレーニングができる環境を整えている。
最先端の設備に加えて、その他X線を使った整形外科のプログラム、心臓カテーテル室(X線の造影装置を使った血管内治療)プログラム、糖尿病のケア推進の研修など、さまざまなトレーニング内容を提供している。
TSCでは、アジアと日本の医師・研究者らが交流し、学べるプログラムを英語で提供している。
そのため、世界的にも評価が高い日本の外科医の技術を学ぼうと、アジアからトレーニングを希望する医師も多数来場している。
同社では、今後も多岐にわたる医療従事者向けプログラムを通して、医療機器の安全・適正な使用を推進し、患者が高度な医療を安心して受けられるよう支援していきたいとしている。
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