第2回新リンパ浮腫研修
公開日 : 2015.10.11 更新日 : 2021.10.06
作業療法士がケアを行う患者の中には「リンパ浮腫」の症状を抱える患者が少なくない。日本のがん発生率と共にその割合は増え続けている。これまで常識とされてきたリンパ浮腫に対する複合的理学療法では十分なケアができないことがわかった。「第2回新リンパ浮腫研修」による新しい診療ガイドラインの構築が期待される。
「てんかん」と就労問題をテーマにシンポジウム
公開日 : 2015.10.04 更新日 : 2021.10.06
厚生労働省によると、国内で障害のある人(身体障害者、知的障害者、精神障害者)は約788万人いるとされる。5月20~23日に新潟県新潟市で開催された第56回日本神経学会学術大会では、「てんかんと就労の問題」をテーマに掲げたシンポジウムが催され、精神科医・谷口豪氏(東京大学医学部附属病院/国立精神・神経医療研究センター病院)が「てんかん」をもつ人の就労は有職率が約4割にとどまっていると就業率の低さを問題に挙げ、自身の勤務先施設での「できることに目を向けで考える(ストレングスモデル)」、「多職種チーム会議で就労支援の方向性を共有する」、「作業療法士や臨床心理士がマンツーマンで支援する(個別的就労支援方式(Individual Placement and Support))」の3つの視点による就労支援を紹介した。2013年の法改正で、企業での2.0%の障害者雇用枠(身体障害者・知的障害者)が義務化。2018年にはてんかんなどの精神障害者の雇用義務化も行われる見込みだ。義務化が行われれば、精神障害者手帳をしっかりと取得することなどで就業の可能性は広がるが、周囲の偏見や就業できる能力があるのに就業できないことでの自己評価の低下、精神症状の合併などの恐れもあり、医療従事者による就業支援の充実が重要になる。
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