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暦の上では、2月に入るとすぐに「立春」。そして、花粉の飛散が開始する時期にも突入する。
花粉が原因でのくしゃみに鼻水、目のかゆみなどの症状が続くと、オフィスなどの仕事のシーンでも影響が出てしまい、この時期の毎日の悩みの種となる人も少なくないだろう。
花粉症による鼻水は、なかなかコントロールできないものだが、花粉で鼻を強くかみ過ぎると「中耳炎」になる場合もあるため、花粉が本格化する時期を前に、正しい鼻のかみ方や正しいケアを知っておきたい。
正しい鼻のかみ方は、意外に知られていないのではないだろうか。まず、やってはいけない鼻のかみ方は「強くかみすぎる」こと、そして、「両方の鼻を一気にかむ」ことだ。
「両方の鼻を一気にかむ」のは、鼻の中の圧力が耳に負担をかけてしまう。鼻水に細菌が含まれていて、それが耳に入ったために中耳炎になったり、鼓膜が破れてしまうケースもある。
重症な疾患では、内耳からリンパ液が漏れる「外リンパ瘻(ろう)」、突然のめまい、難聴などを引き起こすケースもあるようだ。そのため、鼻をかむときは「片方の鼻ずつ」、「ゆっくりと」かむことが大切。
鼻水が詰まっているからといって「強くかみすぎる」ことは避け、無理に出そうとはせずに、病院で診察してもらい、そこで治療を受けた方が良いケースもある。
鼻水がたれそうになるのをすする習慣が、長く続くのも良くない。
真珠腫性中耳炎という鼓膜がへこみ、内側に耳垢がたまる疾患を発症するリスクを高めてしまうのだ。耳の中の骨が溶け、聴力低下や顔面まひ、めまいを引き起こすこともある。
花粉症(アレルギー性鼻炎)が原因での鼻水の症状の予防策には、アレルゲン(花粉やハウスダスト)が鼻腔に入るのを避けるよう、マスクやメガネを装着することが基本だ。
マスクを装着するときに、水に浸したガーゼを固く絞って内側にはさむと、湿ったガーゼが花粉の通過を防いで、のどの乾燥も緩和させられる。
鼻をかむ機会が増える時に備えて、鼻とその周りの肌が荒れないように、保湿成分を含んで肌への摩擦を低減する保湿タイプのティッシュを携帯して使うのも鼻のケアに良い。
また、飲み薬や点鼻薬などで花粉症の鼻水を抑えたい場合には、花粉が多量に飛ぶ時期に入ってから薬を飲み始めても効果は出にくい。
くしゃみが増えるなど、花粉が飛び始めたと感じた時には、なるべく早めに一度病院を受診しておきたい。
日常生活や行動でも、花粉が飛ぶ時期には、外出した際には衣類や髪についた花粉を室内に持ち込まないよう玄関先でしっかりはらう、洗濯物や布団を外に干すのは控える、床に落下している花粉対策として空気清浄機を上手に活用するなどには、花粉症を予防する効果がある。
いずれの対策も本格シーズンを前に「早めのうち」から行っていることが大事になる。
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