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気温が下がって寒気がしたり、花粉などのアレルギーのように外部から鼻腔内への刺激があったときに咄嗟に出る「くしゃみ」。
「くしゃみ」が出る瞬間は、全身が痙攣したような状態になるが、この反応事態は本来無理に抑えることが出来ないものなのだという。
しかし、日常生活では、職場での仕事や家庭での会話などの人と接している場面で「くしゃみ」が出そうになると、周りの人に気を遣ってぐっとこらえて我慢しようとする人も多いだろう。
この「くしゃみ」を咄嗟に抑えようとする行為が、実は身体にとって大変危険な行為である可能性があることが分かった。
もともと「くしゃみ」は、身体が冷えた時やアレルギー、埃・冷気などの刺激が鼻腔内に伝わったことによって反射的に発生する生理的なもの。
くしゃみが出そうになるとき、身体は息を吸いながら全身が痙攣するように震えて、くしゃみが出る瞬間には、思わず「くっしゅん!」、「へっくしょん!」と声が出てしまうが、これは、くしゃみには瞬間的な大きな力が伴っており、声を出すことでその力を身体の外部に出そうとしているためだ。
これを、くしゃみが出ないように声を押し殺そうとして、口や鼻をまるごと塞ぐように手で抑え込もうとすると、くしゃみの爆発力は外へ逃げずに体内へと向かってしまうことになる。
この「くしゃみ」の爆発的な力によって、ある患者では喉が破裂してしまったという。
英医学誌「ブリティッシュ・メディカル・ジャーナル(BMJ)」の症例報告データベース「BMJ Case Reports」の論文によると、ある男性が、くしゃみが出そうになるのを「鼻をつまみ、口を閉じて」こらえようとしたところ、首の辺りで破裂するような感覚があり、CAT(コンピューター断層撮影)のスキャン画像による検査結果で、喉の後部が破裂していたことが明らかになったというケースが掲載されている。
また、その他にも、稀な症例ではあるが、両肺の間に空気が溜まってしまったケースや、脳動脈瘤(脳血管が膨張した状態)の破裂が起きたケースもあると報告されている。
このように「くしゃみ」には、少しその仕方を間違えると、その爆発力が原因となり、喉の裂傷、さらには鼓膜の損傷、そして脳血管の破裂まで、身体にさまざまな害を引き起こす可能性がある。
人前で大きな声を出しながら「くしゃみ」をするというのは、恥ずかしくて避けたいと思ってしまうかもしれないが、このように鼻や口を手で塞いでくしゃみをするのは危険な行為であるため、万が一のことを考えて避けたほうがよさそうだ。
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