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朝はぐんと冷え込むが、昼間になると日差しが空気を暖め、気温が上昇する。日が暮れ始めると急に肌寒さが増す。そんな「寒暖差の大きい一日」が増えている。
11月に入っても北海道の道東・本州の内陸部を中心に全国各地で見られており、朝と昼では「20℃」近くの急激な気温差があり、昼間は10月中旬~下旬の暖かさだが、朝晩は冷え込でいる。
鼻がむずがゆい、水っぽい鼻水・くしゃみなどの症状が見られる「寒暖差アレルギー」で医療機関を受診する人もいる。
これは季節の変わり目となる秋口・春先によくみられ、鼻風邪や花粉症と症状が似ているが、正確には「血管運動性鼻炎」と呼ばれる原因となるウイルス・特定の物質がない鼻炎だ。
冷たく乾いた空気が鼻に入るため、粘膜にヒスタミンが放出される。このヒスタミンはアレルギー反応時に出る物質だ。もともとアレルギー性鼻炎をもつ人は、特に粘膜が敏感になっているので注意が必要になる。鼻だけでなく目にも充血やかゆみなどアレルギーのような症状が出るケースもある。
そもそも、このような体調の崩れは、急な寒暖差に自律神経が対応できなくなることが原因で、血管の拡張などを制御できなくなり、血圧の上昇なども招いてしまう。
季節の変わり目や寒さによるストレスなどに加え、気温差も体調を崩す原因にもなるため、寒暖の差が大きい日には注意したいのだ。
また、秋口(9月~10月頃)は、一年で最も血圧が上昇しやすい季節とも言われている。「にっぽん健康データ2012」(オムロンヘルスケア株式会社)によると、9~10月の最高血圧値の全国平均は「131.9mmHg」だ。
急激な気温変化が血圧上昇のリスクを高める要因になっている。
国内の高血圧(140mmHg以上または最低血圧90mmHg以上)の人の割合は、30代の男性では4~5人に1人(23.1%)だが、40代では5人に3人(40.4%)と加齢とともに大幅に増加。
朝起きて着替える時や、お風呂に入る前に服を脱ぐ時などに、身体が「ぶるっ」と震えるような時は、寒さを感じた身体が身を守ろうと体内の血流を「ギュッ」と収縮してしまう。
これによって血圧が急激に上昇してしまうので朝晩の気温が低い日や冷え切った洗面所などは血圧上昇のリスクを高めてしまう。
そのため、急な寒暖差の対策としては、外出時には朝晩の冷え込みにしっかりと対応できるような温かい恰好をして、腕や首などの体の一部でも冷やさないようにしたい。
アレルギー性鼻炎でなくとも鼻が気になるようであれば、マスクで温度・湿度をしっかりと保ち、お湯で温めた蒸しタオルを鼻にあてることなども効果がある。医療機関を受診して抗ヒスタミン剤を処方してもらうことも症状を緩和させる対策の1つだ。
また、早朝の冷え込んでいる時には急に布団から出たり急に服を脱ぐ前に、まずは部屋を温め、そして、1日の終わりには入浴の際にゆっくりつかって身体を芯から温める。もちろん、浴室・脱衣所をしっかりと温めておくことが対策になる。
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