ペットも長寿、ペット専用デイサービス・老犬老猫ホームも

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国内では、犬や猫も長寿になっており、ペットの「老後期間」が延伸している。そのため、ペットの足腰の老化や認知症などの加齢対策が進んでいる。例えば、ヘルパーが自宅に来てペットを介護するペット向けの訪問介護や、日中だけペットを預けるデイサービス、老犬老猫ホームなどもその選択肢になっている。

ペットの代表格でもある犬は、加齢によって変形性脊椎症や椎間板ヘルニア、関節症などの疾患を発症するケースがあるが、このような背中や関節の痛みが原因となって、散歩を嫌がり、運動量が減ると、次第に筋肉量も低下してしまう。足腰が弱ってしまうと、そこから介護が必要な状態に陥ることも少なくない。また、ヒトの場合と同じように乱れた食生活や運動不足などに起因する生活習慣病によって体力が低下して、起き上がれなくなるケースもある。

また、もう一つの大きな介護要因が「認知症」。平均寿命が延びているため、犬の認知症では、中・小型犬は13歳〜、大型犬は10歳〜からその兆候が現れ、症状が進行するケースが増えている。

適度な運動で筋肉量・体重を維持することが重要

このようなペットの介護が必要になる時期を少しでも遅らせるのには、「筋肉量」の維持が重要だという。

ペットの年齢やペースに合わせた散歩などで適度に運動させることやタンパク質を適量とらせるなど食事にも気を付け、適度な刺激を脳にも筋肉にも与える。犬の場合にはドッグランなどの施設も活用したい。

また、肥満の状態では、軟骨・じん帯などに負担がかかり、関節炎などを若くして引き起こす他、心不全・肝機能障害などにもつながるため、「適正体重の維持」も重要のようだ。

ペット向けの訪問介護や老犬老猫ホームなど、サービス充実

実際にペットの介護が必要になった場合では、「自宅で介護する」もしくは、「老犬老猫ホームに預ける」のどちらかの選択になる。

自宅で介護する場合は、ヘルパーが自宅に訪問して介護する訪問介護、日中の時間のみペットを預けるデイサービス施設などがある。ヒトの介護とは違って、ケアマネジャーの存在や介護保険の制度はないため、飼い主が施設などを探し、利用料を支払う。

介護サービス料の費用では、例えば、訪問介護(1時間程度の訪問)では3000~4000円、デイサービスは1日4000~5000円、ショートステイは1泊5000~7000円程度が目安になってくる。

一方、老犬老猫ホームに預ける場合、スペースは狭いが頻繁に面会に行ける『都市型』、ペットが伸び伸びと遊べる『郊外型』など、施設タイプに応じてサービス費用は様々。また、施設を選ぶポイントとしては、立地・金額だけではなく、「スタッフ数」・「(犬舎などの)衛生状態」・「動物病院と連携しているか」なども大事になるようだ。

公開日 :2017.08.07 更新日 :2021.10.06

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