九州北部などで2月初旬から花粉飛散、早めの対策を

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年が明けて1月から2月にかけての気温は全国的には平年並みだが、西日本では、寒気が流れ込み平年より気温がやや低くなっている。

また、これからの時期は毎年『花粉』の飛散が開始する時期でもある。例年2〜4月には「スギ花粉」が飛散し、スギ花粉症の患者が一気に増加する傾向にある

気温が高ければこの「スギ花粉」の飛散開始が早まる傾向もあるが、今年は気温が平年並みからやや低めのため、その飛散開始も全国的には例年並みになるようだ。

「4人に1人」は花粉症、主には『スギ花粉』が原因

花粉症の原因になる「スギ花粉」、「ヒノキ花粉」、「シラカバ花粉」などの花粉は1年を通して飛散している。

これらの代表的な花粉のそれぞれの飛散時期では「スギ花粉」は例年2〜4月頃、「ヒノキ花粉」は3〜5月頃、「シラカバ花粉」は4〜6月頃に飛散している。

日本人の4〜5の1人は花粉症を患っており、その中で最も割合の多い「スギ花粉」の花粉症患者は2,500万人〜3,000万人とも言われる。一度発症すると自然治癒はせずに毎年繰り返し発症するケースが多いため、患者数も年々増加している『国民病』になっている。

気象協会では1月中からの花粉対策を呼び掛け

日本気象協会が昨年末に発表している「2017年春の花粉飛散予測(第2報)」によると、今年のスギ花粉の飛散が開始する時期は例年並みの2月上旬頃で、西日本(九州北部や中国・四国・東海地方の一部)から飛散が始まる見込みだと予測している。

ただ、花粉は飛散の開始が認められる前にもわずかな量は飛び始めるので注意したい。同協会でも「2月上旬(に飛散開始)の地域では、1月中から花粉対策を始めた方が良い」と呼びかける。

近畿・九州・四国では「飛散量」は昨年春の2倍以上に増加

一方、飛散量では前シーズンと比較して2倍以上に増えるようだ。(スギ花粉・ヒノキ花粉の飛散量が対象) 特に九州・四国・近畿地方で「非常に多い」、中国・東海地方で「多い」飛散量になる見込みだ。「非常に多い」とされた地域では前シーズン比で、近畿地方では「3.6倍」、九州地方は「2.7倍]、四国は「2.6倍」の飛散量が予測されている。(飛散量が「多い」の中国地方は「1.7倍」、東北地方は「1.6倍」)

その他の地域では、北陸地方は「やや多い」(1.4倍)、関東地方は「やや少ない」、東北地方・北海道は「少ない」と発表されている。(北海道はシラカバ花粉の飛散量が対象)

公開日 :2017.02.06 更新日 :2021.10.06

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