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職場での人間関係などのストレスが多いとされる現代社会では、うつ病の増加などにもその状況が顕著に現れており、国では今年4月から「ストレスチェック制度」を施行した。
会社では上司や部下、同僚との人間関係の問題に悩んでしまい、家に帰ると夫婦のコミニュケーションや子育て、家事などがスムーズにいかないとなると、それが「怒り」の感情につながってしまう場合がある。その怒りや、怒った自分を省みて落ち込んでしまうという悪循環だ。
この「怒り」を上手にコントロール出来ない人は、脳卒中などの病気になりやすいという研究報告もあり、いつも感情の赴くままに怒るというのは自分自身の健康のためにもやめたほうがよさそうだ。
最近、怒り(=アンガー)をコントロールするトレーニング法として注目されるようになった「アンガーマネジメント」をご存知だろうか。
『喜怒哀楽』という4つの代表的な感情を表す言葉があるが、それらの身近な感情の中でも「怒り」は特に強いエネルギーを持っているという。
「アンガーマネジメント」では、この怒りの感情と上手に付き合えるように、怒りというエネルギーを発奮材料にして、気持ちを癒やしたり、前向きな考え方をすることでやる気を上げることが出来るようになるという。
そのため、この「アンガーマネジメント」をプロのアスリートがメンタルトレーニングの一環として取り入れるケースが出始め、さらには企業での社員教育などに導入されるケースも増えているようだ。怒りに振り回されて、時間や労力を浪費するのを防いで、職場の人間関係を高めようとする狙いがその理由だ。
「アンガーマネジメント」において重要なのは「怒らない」ということではなく、何にでも怒るのは控える、怒りの表現方法やTPOを意識することで個人が怒りのマネジメントを行えるようになることだ。
一般社団法人アンガーマネジメント協会(東京都港区、安藤俊介理事長)が2015年に行ったアンケート調査では、「アンガーマネジメント大賞2015」を選出しているが、そこで選ばれたのは、いまだに現役で活躍する現役最年長のプロサッカー選手・三浦知良氏だった。
もちろん怒りの頻度は人によっても異なるため、一人ひとりに合った「アンガーマネジメント」が必要になる。
人の怒りが発生しやすい環境的な要因もあり、「多忙である」、「利便性のどんどん良くなる」、「多様化が進む」などで人の怒りは誘発されやすいと言われる。
「抱えている問題が多く忙しいあまりにそれに対応できずに怒りを感じる」、「便利よく使えて当たり前なのになぜ、それが上手くできないのかと怒りを感じる」、「自分が長年信じてきた価値観が覆されてしまい、それに対応することができずに怒りを感じてしまう」という具合だ。
そのような環境的要因が自分自身の「怒り」につながっていないか振り返ってみてはどうだろうか。
また、米・国立老化研究所によると、競争心が強く攻撃的などの「怒りっぽい」性格の人は「寛容・穏やかな」性格の人に比べて、心臓発作や脳卒中のリスクが高いことが分かっており、海外の研究報告では激しい怒りの感情によって、心臓発作を起こすリスクが数倍に高まるという研究データもある。
国内でも大阪府立健康科学センター(現・大阪府立健康科学センター・大阪府立成人病センター研究所)の研究によって、怒りをためやすい人が高血圧症リスクが高くなることが報告されている。
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