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スマートフォンやタブレット端末の画面を見せたり、触らせることで子どもをあやしたり遊ばせたりする「スマホ子守」について、NPO法人子どもとメディア(福岡市中央区)の調査によると、子育てに「スマホ子守」が行われているのは3歳児では3割に上っていることが明らかになった。
この「子守スマホ」は、スマートフォンが普及する中で、子どもの「あやし方」が分からない保護者がスマートフォンに頼って手軽に使えることで子育ての中に広がってきているが、その一方で子どもの成長へ悪影響を与える恐れがあるとされ、親子の健全なコミュニケーションが阻害されるとしても問題になっている。
小児科クリニックなどでは子守のためのスマホの長時間利用を控えるよう注意を呼びかけるポスターを掲示するなどして対策を講じる医療機関もある。
同NPO法人の調査は、福岡市、北九州市など福岡県内4市内で2015年9~11月の期間に健診のために医療機関などを訪れていた「生後4ヶ月児」、「1歳半児」、「3歳児」のそれぞれの保護者を対象に行われた。
(計5,117人が回答)それによると、授乳中や食事中にスマートフォンを見ることがあると回答した保護者は、生後4ヶ月児の保護者では60%に上り、1歳半児の保護者は24%、3歳児の保護者は28.7%に上った。
子どもとの関係でスマホを使う目的(複数回答)としては、3歳児の保護者では「静かにさせる」(31%)が3割を超えた。次いで、テレビ電話などでの「コミュニケーション」(17%)や「教育・知育」(16%)となった。3歳児が自分でスマホを触る頻度では「週2回以上」が23%を占め、スマートフォンに触れる機会が多いことが分かった。
また、4ヶ月児の保護者では「泣きやませる」(8%)、1歳半児の保護者では「あやす」(18%)のにスマートフォンを使うなど、乳児の保護者にも「スマホ子守」が浸透しつつあることがうかがえる結果となった。
1歳半児の2割を超える割合で、自分でスマホを使いたがったり、取り上げると嫌がったりすることも分かり、スマートフォン利用の低年齢化が進んでいる。
1月23日に福岡市内で開かれた同NPO法人のフォーラムでは、ネット時代にあっての子育ての悩みなどさまざまな声が上がった。
子育てに関して身近に頼れる人がおらず、気軽に手助けやアドバイスをもらうことが出来ないため、身近になっているスマートフォンに頼りやすい傾向があるようだ。
日本小児科医会では、「親子での会話や触れ合いの時間が奪われ、発育をゆがめる恐れもある」としてスマートフォンの使い過ぎへの注意を喚起している。
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