ネットやスマホ依存とは?「ゲーム障害」が病名に
公開日 : 2018.07.19 更新日 : 2021.10.06
WHOは、インターネットや携帯電話、テレビなどのゲームへ依存し、日常生活が困難になる状態を「ゲーム障害」として、新たな疾病と正式に認定し、「国際疾病分類」の最新版に麻薬使用・ギャンブルの常習行為による疾患の項目に依存症の一つとして加えたことを発表した。
米国成人の約半数は「高血圧」、3人に1人は降圧薬推奨に
公開日 : 2018.07.13 更新日 : 2021.10.06
米チューレーン大学の研究チームによると、2017年の高血圧GL改訂に基づいた場合、米国成人の約半数は高血圧と診断されることとなり、3人に1人は降圧薬による薬物治療が推奨されることを明らかにしたという。
小児・AYA世代のがん罹患率、30歳代1位で女性の乳がん
公開日 : 2018.07.09 更新日 : 2021.10.06
国がんは、小児・AYA(思春期・若年成人)世代のがん罹患率を集計。集計結果から、年間で小児がんは約2100例、30代では約16,300例と推計され、がん種別では、30歳代の1位で「女性の乳がん」となった。
広がる受動喫煙対策、会社や街中の歩きたばこ
公開日 : 2018.07.04 更新日 : 2021.10.06
肺がんによる死亡などにもつながる受動喫煙は、職場や飲食店、家庭や街中などあらゆる場所で被害を受ける可能性がある。会社では環境面から喫煙を控える環境を整え、街中での歩きたばこを条例で禁じる自治体もあるなど、受動喫煙対策に取り組む動きがある。
生活習慣改善で心不全を「予防」、新診療指針
公開日 : 2018.06.29 更新日 : 2021.10.06
2030年に130万人を超えると推定される心不全の新診療指針が出た。予防可能なのはステージ3までで、生活習慣病の予防が重要なポイントになっている。
指定難病の「肺動脈性肺高血圧症」にタンパク質SePが関与
公開日 : 2018.06.25 更新日 : 2021.10.06
東北大学の研究グループは、指定難病である肺動脈性肺高血圧症(PAH)において、血液中のタンパク質「セレノプロテインP(SeP)」濃度の上昇という新規分子機序を解明した。
新型ノロウイルスの出現確率、『塩素消毒』で下げられる可能性
公開日 : 2018.06.19 更新日 : 2021.10.06
東北大学などの研究グループが、『塩素による消毒処理』がノロウイルスに対する淘汰圧として作用することを世界で初めて証明したことを発表した。
HCV持続感染で腸内フローラが変化、病状悪化で破綻
公開日 : 2018.06.14 更新日 : 2021.10.06
名古屋市立大学はなどの共同研究グループは、C型肝炎ウイルス(HCV)の持続感染が腸内フローラを変化させ、病状が悪化するにつれて腸内フローラの破綻(dysbiosis)が進むことを世界で初めて証明した。
コレステロールを介した「タイトジャンクション」の制御機構
公開日 : 2018.06.08 更新日 : 2021.10.06
九州大学の研究グループは、コレステロールが細胞同士の「タイトジャンクション」を制御する仕組みを解明。慢性炎症の発症を抑制するような新たな予防法・治療法の開発が期待される。
自然な眠りを妨げる「寝スマホ」、睡眠不足は大丈夫?
公開日 : 2018.05.25 更新日 : 2021.10.06
寝スマホのブルーライトは「メラトニン」の分泌を抑制させるため、就寝1~2時間前には使用は控え、寝室の温度を適温に保つなどして睡眠の質を上げたい。太陽の光を浴びて16時間前後で眠くなることを意識して、規則正しい生活リズムを手に入れることが良い眠りにつながる。
救急時の『ドクターカー』で小児・在宅みとり、多様な取り組み
公開日 : 2018.05.15 更新日 : 2021.10.06
約7割の施設の『ドクターカー』が休眠状態と言われる中、子どもの患者に特化したり、終末期の在宅患者のみとりに対応をするなど、『ドクターカー』の取り組みに多様化の動きがある。
AIによる『大腸がん』の高精度な検出方法を開発
公開日 : 2018.05.07 更新日 : 2021.10.06
東京医科大学などの研究チームは、尿中の代謝物濃度を測定し、そのパターンを人工知能(AI)で解析することで、大腸がん患者を高精度に検出する方法を開発したと発表した。今後、高精度で簡便な測定方法とシステムの開発など実用化に向ける研究を続けるとしている。
『血中ビタミンD濃度』が上昇すると、がん罹患リスクが低下
公開日 : 2018.04.19 更新日 : 2021.10.06
国立がん研究センターによる『血中ビタミンD濃度』とがん罹患リスクに関する多目的コホート研究(JPHC研究)から、『血中ビタミンD濃度』上昇で、ほぼ全ての部位で、がん罹患リスクが上昇する傾向は見られず、何らかのがんに罹患するリスクが低下することが分かった。
医療従事者も感染、ナイジェリアで過去最悪の『ラッサ熱』流行
公開日 : 2018.04.10 更新日 : 2021.10.06
ネズミを介してウイルスが拡散する『ラッサ熱』が、西アフリカのナイジェリアで猛威を振るっており、過去最悪の『ラッサ熱』流行になっている。医療従事者が感染・死亡するケースも目立っており、感染拡大の防止が望まれている。
『NAFLD』関連疾患で4つの疾患感受性遺伝子を同定
公開日 : 2018.03.27 更新日 : 2021.10.06
京都大学などの共同研究グループが、「非アルコール性脂肪肝炎(NASH)」および「NASH由来肝細胞がん」を含む非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)の新たな疾患関連遺伝子として、「DYSF」を含む4つの疾患感受性遺伝子を同定した。
A型インフルエンザウイルス株の「万能ワクチン」で防御効果を確認
公開日 : 2018.03.22 更新日 : 2021.10.06
万能(universal)ワクチン」の防御効果に関する研究が進んでいる。ヒト対象の臨床試験が成功すればインフルエンザの大部分を予防できるようになることも期待される。
女性に多い「足の冷え」は動脈硬化のリスクも、フットケアで対策
公開日 : 2018.03.14 更新日 : 2021.10.06
血流が良くなると冷え性やむくみの改善などに効果があると認識している一方で、「フットケア」を何も行っていない女性も多い。足のコンディション不調は、動脈硬化などの疾患にもつながるため、適度な運動や散歩で、足の血管(動脈と静脈)をしなやかに保つことが重要だ。
男性で「自覚的なストレス」のレベルが高いと全がん罹患リスク上昇
公開日 : 2018.03.06 更新日 : 2021.10.06
多目的コホート研究(JPHC Study)の一環で、国立がん研究センターなどの共同研究を実施し、「自覚的なストレスレベルが高い」と全がんで罹患リスクが上昇し、その関連は「男性」で強くみられると発表した。
正しい鼻のかみ方は?正しいケアは?花粉の時期に備えて
公開日 : 2018.02.28 更新日 : 2021.10.06
花粉の時期が近づくが、鼻を強くかみ過ぎると「中耳炎」になる場合もあるため、「片方ずつ」、「ゆっくりと」。外出時は早いうちからマスクやメガネの装着、保湿タイプのポケットティッシュも携帯するなどして花粉対策をしたい。
『くしゃみの我慢』は危険、脳血管、喉・鼓膜破裂の可能性も
公開日 : 2018.02.22 更新日 : 2021.10.06
気温が下がって寒気がしたり、花粉などのアレルギーのように外部から鼻腔内への刺激があったときの生理的反応である「くしゃみ」。鼻や口を手で塞いでくしゃみをすると、喉の破裂、脳動脈瘤の発生の恐れもあるため、避けた方が良いようだ。
夜更かし・寝だめ、夜勤、あなたの「時計遺伝子」は大丈夫?
公開日 : 2018.02.16 更新日 : 2021.10.06
人の体内時計は、時計遺伝子と時計タンパクによって生み出されるが、海外旅行などによる『時差ぼけ』、夜更かし、寝だめ(長寝)、夜勤などでの「社会的ジェットラグ」で狂いやすい。体内時計の調整に有効なのは、毎朝「日光を浴びる」、「朝食を食べる」ことだ。
例年より早いインフルエンザの流行、体力や免疫力の整えも重要な予防に
公開日 : 2018.01.31 更新日 : 2021.10.06
2017年のインフルエンザが全国的に流行シーズンになったのは12月初旬だった。例年、インフルエンザの流行のピークとなるのは例年1月末~2月頃。ウイルス感染の予防としては、手洗いやマスクの着用・予防接種も重要だが、第一に十分な栄養と睡眠で体力を維持することだ。
「130/80mmHg」に引き下げ、高血圧新ガイドラインを公表
公開日 : 2018.01.23 更新日 : 2021.10.06
米国心臓病学会(ACC)と米国心臓協会(AHA)が、高血圧の診断基準を「収縮期血圧(SBP)130mmHg以上または拡張期血圧(DBP)80mmHg以上」とする新たな診療ガイドラインを公表した。血圧値にかかわらず、生活習慣を是正することの重要性も強調している。
長時間のPC・スマフォ、「頚椎症」や「骨の老化」の原因に
公開日 : 2018.01.15 更新日 : 2021.10.06
現在のワークスタイルでは、毎日のデスクワークでの長時間のPCでの作業が増えているが、首や肩の痛みが出る頚椎症や骨の老化の原因にもなりかねない。日頃の姿勢に注意し、特にスマートフォンでは首の負担が4倍増にもなるため、ストレッチもこまめに取り入れたい。
循環器医療のビッグデータ構築システムを開発
公開日 : 2017.12.25 更新日 : 2021.10.06
自治医科大学などは、複数循環器医療施設からの虚血性心疾患(狭心症・心筋梗塞)の患者データを容易・一元的に把握できる統合情報収集システムを開発した。
「寒暖差の大きい一日」、寒暖差アレルギーや血圧上昇に注意
公開日 : 2017.12.13 更新日 : 2021.10.06
朝晩はぐんと冷え込むが、昼間になると気温が上昇する「寒暖差の大きい一日」が増えている。体調を整える自律神経が乱れることで、鼻がむずがゆいなどの症状が見られる「寒暖差アレルギー」や血圧の上昇が起こりやすいため、身体を温め、部屋を暖めることが大事だ。
神奈川県の「修学資金制度」で1600人以上の案件放置
公開日 : 2017.12.05 更新日 : 2021.10.06
神奈川県が去年の監査で看護師・保健師などを目指す県内の学生への修学資金制度で返済免除の判断をせずに放置しているケースが多くあることを指摘されていた問題で、放置された貸付金が1684件、金額で約10億6400万円分に上ることがわかった。
ノーベル生理学・医学賞、「概日リズム」のメカニズム
公開日 : 2017.11.30 更新日 : 2021.10.06
2017年のノーベル医学・生理学賞は、生物の体内時計をコントロールする「時計遺伝子」の仕組みを発見した米国のジェフリー・ホール氏(米ブランダイス大名誉教授)、マイケル・ロスバッシュし(同大教授)、マイケル・ヤング氏(米ロックフェラー大教授)の3氏に贈られた。
マグネシウムの摂取、心臓病リスクを低下
公開日 : 2017.11.22 更新日 : 2021.10.06
国立がん研究センター・国立循環器病研究センターの多目的コホート研究(JPHC研究)から、マグネシウムを多く摂取することで、「虚血性心疾患」(心筋梗塞など)の発症リスクが約3割低下するなど、心臓病リスクが減少するとの大規模調査結果が国内初で発表された。
魚介類の摂取で「うつ病」のリスクが低下
公開日 : 2017.11.17 更新日 : 2021.10.06
国立がん研究センターでは、多目的コホート研究(JPHC Study)によって、うつ病の予防として注目される魚介類(特に青魚に多く含まれる「n-3系脂肪酸」)がうつ病の発症リスクを低下することをつきとめた。適量の摂取によって効果があるとしている。
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