インフルエンザ感染により看護師が脳症で死亡

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長野県松本市の国立病院機構まつもと医療センター松本病院で入院患者21人と看護師4人の計25人にインフルエンザA型の院内感染が広がり、うち白血病で入院していた70代男性入1人がインフルエンザが原因による肺炎で死亡し、40代女性看護師1人がインフルエンザ脳症で死亡した。 同病院では今月10日に3人がインフルエンザで入院し、14日には院内感染が確認され、15日には男性が、16日には女性看護師が感染したことが判明していた。
院内感染の報告を受けていた県松本保健福祉事務所では院内感染対策の徹底を要請していた。 同病院でも14日以降、院内での面会制限やマスク着用を徹底して、予防内服も実施していた。

インフルエンザ脳症

インフルエンザウイルスの感染によって間接的に脳の障害を起こすものをインフルエンザ脳症という。
元々は1~5歳、特に1・2歳の小児に多く見られる病気で、症状としては、けいれん、意識障害、異常行動・言動などが現れ、多い病気で、予後不良であることも多い。
岡山大学大学院小児医科学の森島恒雄教授らの研究では、毎年約 1000 例ほど見られる小児の急性脳炎・脳症の中で一番多いのがこのインフルエンザによる脳症で、全体の25%にのぼるという。 予後が悪く、十数年前では予後の致命率が30%、重い神経後遺症が25%にも上っていた。 2005年に治療のガイドラインが制定され、2009年(新型インフルエンザが横行した)にも治療法が改訂され、現在では致命率7%、後遺症20%まで改善されてきていた。

今シーズンのインフルエンザ流行と対策

今シーズンのインフルエンザの流行はすでにピークを迎え、全国的に「警報レベル」に入っている。
今年流行しているウイルスはワクチンの効きにくい「香港A型」で病院や施設での集団感染も増えており、同病院以外でも高齢者が持病の肺炎の重篤化から死亡する病院や施設が出ていた。
38℃以上の発熱や激しい関節・筋肉痛が全身を突発的に襲うインフルエンザだが、その感染は咳やくしゃみからの飛沫感染がほとんどであり、マスクの着用などの「咳エチケット」をしっかり行い感染を防止するよう厚生労働省でも注意を呼びかけている。
(介護職コラム :施設でのインフルエンザ集団感染で、肺炎による死亡も相次ぐも参照)

公開日 :2015.03.25 更新日 :2021.10.06

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