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血液の成分で、止血作用(血を固める働き)がある血小板。献血によってまかなわれている輸血血小板は、出血した際や、貧血の患者への輸血などに使われる。
しかし、この輸血用血小板は、慢性的に不足しており、将来的にも少子高齢化の影響もあり、さらに不足することが懸念されている。
京都大iPS細胞研究所の研究チームは7月13日、ヒトのiPS細胞(人工多能性幹細胞)から、実用に使える『高品質血小板』を大量生産する方法の開発に成功したことを発表した。
2020年の製造販売承認を目指すとしている。
同研究成果は、米科学誌セル(電子版)に論文が掲載された。
これまで京都大や医療系ベンチャー企業は、iPS細胞から「巨核球」という血液細胞を作り、血小板の作製には成功していた。
しかし、1回の輸血に必要な1000億個以上の血小板を得るのは困難で、献血で得られる血小板と比較して、品質が低いのが課題となっていた。
同研究チームは、マウス体内の観察によって、血管が分岐し、血小板のもととなる「巨核球」に不規則な血流(乱流)がぶつかる箇所では、血小板が多くできることを発見。
iPS細胞から作った巨核球を、内部で2枚の円形の羽根が動く培養装置に入れ、乱流を再現することで、5日間ほどで献血と同品質の『高品質血小板』を1000億個以上、大量に作ることに成功。
生産した高品質血小板が正常に機能し、止血効果を持つことも確認した。
同研究チームでは、今後、低価格での高品質血小板の製造に取り組むとしている。
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